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今日は花は一休みして本の読後感です。
先日は、私に向いていたかも知れないという職業を書いてみた。 この本を読んだときは、お金があったらこういう暮らしがしたかったと、上質の暮らしへの憧れを感じた。 私たち母娘は、よく私たちに縁のない豪華な家とか暮らしぶりのテレビを見る。 どんな世界なのか興味があり、フ~ンとかスゴイネェなどと感嘆符を発しながら見るのですが、そんな暮らしをしたいと思ったことはほとんどありません。 ですがこの本には、こういう暮らしは私には向いてると思うものがありました。 思ってもどうしようもないのですが、展覧会の絵を見て、これは○これは×といって見るようなものです。 浜美枝は、17歳のとき、土門拳の写真撮影で京都に行く。 そこで光が気に入らない土門は撮影を中止、いきつけの骨董商・近藤に連れて行かれる。 この日予定通り撮影が行われていたら、骨董との出会いはなかったろうと書いている。 彼女自身に骨董への受け皿があったのだろうが、人生にはこうした偶然がいたるところにあるものだ。 そのとき1ヶの陶器を購ったことで、骨董人生が始まる。 箱根に家をたてるときも、そのころどんどん重機で壊されていった古い民家を幾つも買って使っている。今ならみんな貴重に思っていることですが、その時期にそうしたことをしたことは先見の明があります。 子供を4人生んで、生活を大切にし、経済力もあって打ち込めるものを持つ。 骨董を仲立ちにして人脈を広げる。どんなに楽しい会話がうまれたことだろう。 私の生育歴の中では、安っぽい間に合わせのものばかりだったし、選んで好きなものを使うという観念がなかった。 物にこだわらないといういい面は身についたが、こういう本を読むと、これこそが上質の香り高い生活であると心底認める自分がいる。 そしてもう少し上質のものの中で、見る目をこやして育ちたかったと残念に思うのである。
by oss102
| 2007-05-06 17:47
| 日々のこと
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Comments(11)
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あきの
at 2007-05-06 22:11
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浜美枝という人は、賢い暮らしをしますね。古い家を買って住むだけでなく、レストランにしたり。そこで骨董の器を使っているのですか。4人子をもっていると思えないほどの若さもあるし、ほんとうにOssさんが頷く要素がたくさんある人ですね。
0
17歳で骨董の美しさが見出せたのは、やはり持ってうまれた能力も充分もちあわせていたのでしょうか。
土門拳のような、真実を見る目を持った人が側にいたことも上質な環境ですね。 生意気ですが、私のイメージのossさんは、上質なものを見て、見る目を肥やしてこられた方のように感じています。
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hanairomimi201 at 2007-05-07 07:54
浜さんと骨董・・それが出会いの不思議なのでしょうね。
そこからまた違う世界を覗く・・広がる・いいモノを感じる・(私にとってのブログみたい) こういう本を手にとって引き込まれるというOSSさんこそ上質、上等な女性ではないかしら・・素直な感想です・エラソーにすみません。m(_ _)m
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mitsuko_beauty at 2007-05-07 10:53
娘に一言言われたことを思い出しました 母親の人生を見ておかぁさんみたいな人生を送らないと言ったことがあった だが結局 同じ人生を送っている 娘が子供のころ私が行って一言でトラウマになっていると聞いてみた 花屋さんに一緒に行って好きな花があったら買ってあげるよと
娘が選んだ花はネックレスという花で そこで私がもっと可愛い花を選びな 変わった子だねと、、、その言葉が残っていると聞きました 親ならその子の感性を伸ばしてあげるのだと 違った道もあったのに、、、可哀想なことしてしまいました 話がそれてしまいましたね ふと思い出してしまったので、、ごめんなさい
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清子
at 2007-05-07 15:18
x
浜美枝賢い人だと思います。若い時から一流の人と知り合いそれを上手に自分に取り入れてきたんですね。それも賢くないとただ通り過ぎて終わりになってしまいますもんね。
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oss102 at 2007-05-07 15:43
あきのさん
自他でのレストランは娘さんがやっているようです。骨董は生活の中で日常に使う、と書いてありました。レストランでは店内展示のようです。 農業にもこだわって毎年研修会にも出ています。 地に足着いた堅実な暮らしが伺えます。
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oss102 at 2007-05-07 15:48
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oss102 at 2007-05-07 15:55
hanairomimiさん
有難う! いいものの匂いをかぐだけで今は満足です。 今調べてみたら、浜美枝のお話を聞いて、玉村豊男の話を聞いて食事して泊まるという旅行があるのを知りました。 いいなぁと思いながら、結局は遠出は億劫な私がいます。
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oss102 at 2007-05-07 15:58
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oss102 at 2007-05-07 16:00
清子さん
そのとおりと思います。私は回りに教えてくれる人がいなかったと環境のせいにしていますが、自分に受け皿を持たなかったせいで、目が開かれなかったようです。 とても素敵な一生と思います。
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oss102 at 2007-05-07 16:03
あきのさん 訂正です。
自他でのと書いたのは自宅での間違いです。
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