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ヤス子の踊りが始まります。
後方の左右の入り口から、各10人ほどのお坊さんが、お経をとなえ、鐘をならしながらしずしずと入場。 舞台の両袖に坐る。 読経は続く。 ヤス子登場。 例の赤く染めたモシャモシャ頭、顔はメーキャップでヴェネチアの仮面のように見える。 レースを何枚も重ね着した上に、光るやわらかなマント状のものを羽織って、左右前後と踊る。 踊りは激しくなり、ドンドンと舞台を踏み抜くほどの激しさ。みごとなプロポーション。 汗も背中の筋肉もシワもすべて見える。 舞台に寝そべり足を高くあげ身もだえする。 女の情念がお経とたたかっているのか。 膝下に細いテープを巻いている。激しい踊りなので足を守るためのテーピングかと思ったが、一番下の、キラキラ光るスカートが、あまりめくれ過ぎないように止めているのだった。 真っ白な鍛え抜かれた足が真近かにせまる。 最後に読経に負けた女は、ひれ伏した後、白装束を着て、踊りながら客席に降り立ちめぐる。 握手した人は柔らかい手だったと感激していた。 後方まで一巡のサービスぶりである。 最後にお坊さんが、深紅のバラの花束を持ってヤス子に捧げる。 ヤス子はお坊さんに激しく抱きつき頬にキス。 先日問題になったリチャード・ギアの女性版となった。 大拍手。 我が家まで歩いて15分。 娘との会話。 普通の舞台だったら音楽隊、舞台装置、相手と練習やら様々な経費がかかる。 お経だったら地元のお坊さんで、動きだけ少し練習すればいい。 一匹狼のヤス子にはやりやすいだろう。 普段鍛えているお坊さんのお経の声は、音響効果のいいここで、何十人もとなると体ごと包まれるようで、かなり気持ちのいいものであった。 大満足してきましたが、あまりの間近かで集中していたせいか、翌朝はかなり疲労を感じた私でした。 おわり
by oss102
| 2007-05-13 15:48
| 日々のこと
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Comments(11)
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あきの
at 2007-05-14 00:13
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臨場感のある文章、情熱的な舞踊が迫ってきました。
Ossさんもしっかり芸術やってますね。それが15分のところと聞けば、中都市ぐらいが住むには理想的と思いました。
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mitsuko_beauty at 2007-05-14 13:42
読経ってお経のことですか お経でフラメンコを踊るんですか なんか複雑 昔お客さんに連れて行ってもらったところがカクテルバーだったか、ちょっと忘れたけど 各テーブルのお客さんの前で踊ってたました ギター弾きの方とのコンビで ドンドン カチャカチャと迫力ありました
遠い過去の話です
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清子
at 2007-05-14 14:52
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踊りとお経引き込まれるようです。文章で場面を創造し講演後の余韻も感じられました。↓私の勘違いでしたね。
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oss102 at 2007-05-14 15:13
あきのさん
小樽は年寄りには住みいい町と思います。お魚は新鮮だし、路地にはノラネコが生きていける空間がまだ残っています。 でもこの小樽もいつ沈没するか分かりません。 若い人には仕事がなく、ショッピングも札幌まで出ていきます。
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oss102 at 2007-05-14 15:15
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oss102 at 2007-05-14 15:18
mitusukoさん
そうです、お経をバックにフラメンコを踊るのです。 misukoさんはいろんな体験をしていますね。 踊って唄って楽しめるのは、年をとってからはコミュニケーションの武器になりますよ。なんでも出来た方がいいです。
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oss102 at 2007-05-14 15:21
すごい観察力。
スカートがめくれ過ぎないためのテープまで見ていて、笑っちゃいました。 お坊さん大丈夫ですかね?訴えないかな~(笑) リチャードギアの事件もインドで、お堅い宗教上の問題のようですが。
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oss102 at 2007-05-14 17:43
ネモフィラさん
観察力の問題じゃありません。1メートル前で踊るのですから、丸見えです。蔭の仕掛けがはっきりです。^^) リチャードギアは私が見てもやりすぎと思いました。 でもお坊さんにやる分には、嫌味は感じませんでしたよ。
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hisako-baaba at 2007-05-14 21:50
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