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1997年のこの家では夫婦2人暮らし。柴犬1、ネコ5、
外ネコ5匹。 この外ネコの世話や、家ネコになったいきさつも面白いがここではパスしよう。 外ネコにエサを与えていると、5・6メートル離れたところからジッと見ている犬がいる。 ネコが残したエサを与えると数秒もかからず食べる。 追加する。アットいう間に平らげる。 毎日来て驚くほどの量を平らげる。 あばら骨のでた体に沢山のエサと牛乳を飲んで、お腹だけがポッコリふくらみ、その重みでよろけそうになりながら帰っていく。 体中の毛が抜けていて赤裸、どの犬種の仲間なのかわからない。 毎日凄い分量を食べていくが、一向に太らない。 廃墟で子育てをしていたのだ。 だんだん文恵さんに心を許していくようになる。 ある日、ついてきて・・・と振り返り、立ち止まり、誘導していく。 そこには、食べたものを吐きもどして、仔犬に与えている姿があった。 凄絶な子育ての現場だった。 ついに仔犬を1匹連れてきて、文恵さんに託していく。 しばらくしてもう1匹、そして最後の3匹目も。 2匹は他家へもらわれて行く。 そして赤むけのチョッチャンも、この家の犬になる。赤裸のチョッチャンはある日突然毛がはえて、きれいな柴犬に変身する。 文恵さんと夫の動物への献身ぶりは、胸を搏つ。 この頃は夜更かしをしない私だが、とうとうAM2時過ぎまで一気に読んでしまった。 言葉を交わさない動物との交流と、犬の以心伝心。 飽食の人間には薄れてしまった、子育ての本能。 ネコも沢山出てきて、私は大満足の一夜でした。
by oss102
| 2007-10-22 16:41
| 日々のこと
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Comments(18)
ブログで、ネグレクトの記事を書いていまいたが、余りの重さに進みまないでいます。
チョッチャンの壮絶な子育ては、本来ある動物の姿ですね。犬には人の情けが通じるのだなと思いました。 子猫を5匹生んだ我が家のネコが、フラフラになって乳ををあげていたのを思い出しました。病院で点滴を受けながらの子育てでした。野良犬生活での子育ては大変だったでしょうねぇ。
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清子
at 2007-10-22 18:53
x
動物の子育て本能とはいえ凄いですね。まず子に食べさせねばの思いがよろけそうになるまで食べるんですね。
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ririhallo at 2007-10-22 21:25
とても、良い本のようですね・・・読ませていただきますね。
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chobin-mama at 2007-10-22 22:57
oss102さんの記事を読んでいるだけで、心打たれるものがあります。
凄絶な子育ての現場・・・という表現が、心に残ります。
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hanairomimi201 at 2007-10-23 08:46
身震いするほどの母性ですね・・子育てする本能に感動しました。
それはある意味私の母の姿も浮かびます・・五人もの子を育てた母です・・母は「それは母さんは嫌いだから皆で食べなさい・」・と言っていたのを本当だと思っていましたがそれは子ども達に食べさせる方便だったと言うのを私も母になって分ったのでした。・・また母を思い出して泣けてきました。
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fu-and-boro at 2007-10-23 08:49
絶対に読みたいと思いました。
本屋さんにあるかな? 入院している母が退屈していて 病院にある本はほとんど読んでしまったらしく 面白い本を探すようにいわれていました。 入手しよう・・・。 ありがとう、 読む前から涙が出ています(笑)
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mitsuko_beauty at 2007-10-23 10:23
私も最近本屋に足が向いています 目に付くものはやっぱり動物なんだよね 涙するのは解っているけど見たくなる読みたくなってね
昔の私では、考えられないです それだけカシュー君の影響は大きいです ミナミも虎の子を育てるのと同じで子煩悩だったミナミがナナが近づくとシャァー ウーウーって怒ります あれはなんでしょうね もうあなたは自分で生きなさいと言ってるかのようです 咥え物もまったくありません
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hisako-baaba at 2007-10-23 15:56
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mikihana922 at 2007-10-23 16:42
私も先日この本を読みました。
読んでみたら淡々としたした文章で かえってそれが好感が持てました。 文恵さんは犬ならず猫のお世話もしていましたね。 たしか公園で猫のお世話をしている時に チョッちゃんを見かけたのがきっかけだったように思います。 毛も生えていない野良ちゃんを きちんと面倒を見る文恵さんご夫婦に頭がさがりました。 私にできるかなぁ・・・。
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oss102 at 2007-10-23 17:50
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oss102 at 2007-10-23 17:55
清子さん
おっぱいはひからびて一滴も出ない状態です。 他にもこの犬にパンなど与える人がいて、生き延びたのです。 そうすることはいけないことだという風潮がありますが、目の前にそんな犬がいたらどうしましょう。本当に困ってしまいます。 この犬は賢くて、その上ラッキーでした。人を選ぶ目がありました。
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oss102 at 2007-10-23 17:57
ririhalloさん
お宅のシロちゃんがきた経緯も、フクチャンのことも、書けば一冊の本になりますね。猫たちはみんなドラマを背負ってやってきます。 あまりドラマチックにならない、幸せなネコや犬でありたいですね。
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oss102 at 2007-10-23 18:00
chobinn-mamaさん
お宅のアルチちゃんをつかまえるために払った苦労を知っています。そのころからのお付き合いですね。 アルチちゃんは本当にラッキーでした。アルチのママはどんな苦労の子育てだったでしょう。
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oss102 at 2007-10-23 18:03
hanairomimiさん
昔貧しかったころの日本では、母性愛がストレートに出ましたね。 飽食の世の中ではかえって難しくなりました。 動物はその分真っ直ぐな子育てです。ハッピーエンドなので安心して読めました。^^
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oss102 at 2007-10-23 18:05
fu-and-boroさん
ネットで検索しました。草思社、1575円、少ないけど在庫あり、と出ました。お母様も動物が好きなのですね。
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oss102 at 2007-10-23 18:09
mitsukoさん
ナナチャンの貢もの、もうなくなったのですか。 子別れですね。普通メス同士だと結構一緒にいるものですが、 ナナチャンは本能が強いのかも知れません。 カシュー君は忘れられないですね。心の中にいつまでも生き続けることでしょう。
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oss102 at 2007-10-23 18:11
hisakoさん
とっても賢い犬です。それが伝わります。 一概にノラは保健所と言えません。なんとか救済措置で生かしてやりたいですね。こんな苦しみを与えずに・・・・チョッチャンはラーッキーでしたけど、賢さで自分を救ったのです。
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oss102 at 2007-10-23 18:18
mikihanaさん
読みましたか。私は文恵さんのようには出来ません。 そんな赤むけの汚い野良は世話できません。 動物ものは、ドラマチックに書くよりも、タンタンと事実を書いてあるものが好きです。動物の仕草、表現どれをとっても、そのまま書くのが一番心に入ってきますね。 本当に動物が好きな優しい人を選んだチョッチャンは賢い犬でした。 最後はちょっと早い7才で死にましたが、ハッピーエンドで、嬉しい本でした。先輩の久太よりも上に立ってボスになって、笑えましたね。
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