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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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消防犬ぶん公
消防犬ぶん公_e0001808_15421464.jpg この本はネット仲間の水口 忠さんが
書かれた本です。
もう10年前くらい前に、新聞に紹介されたので読みました。 
そのときには娘と、博物館にあるという
ぶん公の剥製も見てきました。

今回文学館にこの本が展示されていて、
紹介したくなりました。
大正から昭和初期、犬が自由に歩きまわれたころの、
素敵な犬の一生です。


一番活気のあったころの小樽は、労働者が多く、粗末な木造家屋で、とても火事の多い街でした。 その火事の焼け跡から白い仔犬が助け出されました。母犬は仔犬をかばって木材の下敷きになり、死んでしまっていたのです。
それ以来、ぶんは消防署に飼われることになったのです。

朝の朝礼。隊長さんが「ばんごう!」と声をかけると、1!・2!・3!・4!・5・!ワン!6番目に犬の声がこたえます。
「けいれい!」みんなは右手をあげ、ぶん公は前足を上げます。

火事で出動です。3台ある消防車は毎日変わるのに、ぶん公は間違えたことはありません。
必ず先頭車の助手席に足を踏ん張って乗っているのです。
ホースをのばす手伝い、つなぎめからの水漏れはワンワン吠えて知らせ、野次馬の整理をします。

段々有名になり、何回も新聞に載りました。
消防犬ぶん公_e0001808_1683772.jpg

凍った坂道でふんばるぶん公です。

ある日、足の怪我で犬ネコ病院に入院となりました。 3日で退院できました。
ぶん公も年をとってきました。 ある日姿が見えないので探していたら、この病院へ行っていたのでした。 熱もあってぐったりしていたので、また自分で入院しに行ったのです。
すっかり治って「ぶん公は、もう大丈夫。今から帰しましたよ」とまた病院からの電話です。
その度に消防のおじさんたちは、お金を出し合い、治療費をとどけました。

年をとって弱ってきたぶん公は、出動のベルがなっても、もう車のステップに上がることは出来なくなりました。サイレンをならして出て行く消防車をじっと見ているのでした。

昭和13年2月3日。24才で死にました。翌日は消防本部の2階で、人間並みの盛大なお葬式が営まれました。 新聞やラジオで日本中に知らされました。送られてきた沢山のお供えものの中には、ぶん公の好物だったキャラメルが200ヶもあったそうです。

ぶん公の活躍を子供達にも知ってもらいたい・・・と剥製にして博物館に収められました。

消防犬ぶん公_e0001808_16504448.gif

私は、以前飼っていた犬を散歩させているときに、このぶん公そっくりの犬に出合ったことがあります。 耳のたれた白い犬でした。思わず飼い主に声をかけました。
「消防犬、ぶん公ってご存知ですか? お宅のワンコちゃんがそっくりなので・・・・」
「私は知らないのですが、他の方にもそう言われたことがあるのですよ」

あんなに自由にしていたぶん公です。沢山の子孫を残していったに違いありません。


by oss102 | 2007-11-22 16:42 | | Comments(18)
Commented by hanairomimi201 at 2007-11-22 20:13
ワンコ物語はいろいろありますね・私が飼っていた柴のリキは南極物語で置いてけぼりになって越冬したワンコの名前「力」とつけました。賢い犬でした。
消防犬ぶん公・・の血はつながって北海道のどこかに今もいるのでしょう。
Commented by tmshanagn304 at 2007-11-22 21:23
涙なしでは読めないお話ですね。オオオオオオッ。華ちゃんにはとても出来そうにありません。
Commented by あきの at 2007-11-22 22:28 x
犬の話は、いつも感激ものです。
バリにはつながれていない犬がたくさんいました。つながれないと、どういうわけかおとなしいのです。
Commented by sakura at 2007-11-22 23:16 x
こんな話に弱いです。(::)でもいい話ですね。

小樽は火事が多いところでした。
我が家の近くも火事になり、
風の向きでは大変なことになりそうでした。
Commented by fu-and-boro at 2007-11-23 08:30
ホントに涙なしでは・・・、 
初めて知りました、  いいお話ですね。
以前、外で犬も飼っていたことがありますが
家の中にいるネコと違ってどうしても目が届かない。
近所の方にとても可愛がってもらったことが救いでした。
寂しい思いをさせて逝ったゴロ(犬の名)のため二度と犬は飼わないと誓いました。
また思い出してしまいました・・(涙です!)

OSSさんが会われたワンちゃん、きっと ぶん公の子孫ですよ。
Commented by mitsuko_beauty at 2007-11-23 09:40
訓練されたわけでもないのに飼われた消防署の方に感謝のつもりでいたのでしょうね 犬にも心があります 感情もあります
たかが犬と思ってはいけませんね 飼い犬に噛まれると聞きますが
このやろう 言うこと聞けと殴りつける飼い主もいます 繋がれっぱなしの犬も近所にいます 飼い主を見たら挨拶もろくに出来ず 目が合っても ソッポ向く そんな人たちです まだまだ切が無いくらい悲惨な飼い主が近所に居ます 犬にも心があることを教えたいですね
Commented by さなえ at 2007-11-23 10:55 x
いいお話ですね。思わずうるうるしてしまい、孫に買ってやろうと本を探すうちに奇妙なことに気づきました。小樽ニュース他では出動回数1000回を超えとありますが、寄付金要請では3000回。活躍したのが昭和初期とありますが死亡したのが昭和13年、しかも年齢が24才!ギネスの記録は29年5カ月ですのであり得るかも知れませんが、まあ、普通に考えれば若い元気なときではなく老人になってから活躍というのはちょっと考えにくいです。もしかして14才の誤植ではないかしら。本当の話とあるので???です。http://www.webotaru.jp/news/2006/02/0203-1.htm
Commented by hisako-baaba at 2007-11-23 12:11
大好きです。こんなお話。読み聞かせにも良さそうですね。あるかしら?
Commented by Sidediscussion at 2007-11-23 15:16
いいお話ですね。 賢い犬、ぶん公には犬としての「けだかさ」さえ感じます。それは、多分、このブログ主の文章力。oss102さんの文は、いいなぁ。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:05
hanairomimiさん
名犬は沢山いますが、やはりつながれていては、その名犬ぶりが
発揮されません。自由にしてこそですね。
昔は名犬が沢山いました。ぶん公の子孫はまだどこかにいると思いますが、雑種が減ってきていますのでね。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:07
304さん
犬は飼ったことがありますか?
ネコも負けないくらい利口な生き物ですが、人間の生活に
ストレートに役立つというわけにはいきませんね。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:09
あきのさん
つながれていると、その周辺がなわばりですから、そこに入ると
吠えます。放されているところでは、おびえなければ吠えませんね。ストレスもないでしょうしね。
放されていてこそ名犬はうまれます。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:13
sakuraさん
ぶん公は幸せな生涯を送った犬です。
こういうのは読んでも、幸せな気分になります。
もっとたくさんのエピソードが書かれています。
消防の帽子をかぶせると、得意になって頭を持ち上げて
子供達に見せびらかしたそうですよ。(^0^)
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:16
fu-and-boroさん
前の犬を思い出したのですね。
犬も家の中で飼った方が、犬のよさが分ります。
でも犬は外で飼うものだと、日本では思い込まされていましたね。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:18
mitsukoさん
犬の飼い主も様々です。自分の犬だけが可愛い人。
自分の犬も愛さない人。人間の結婚も運不運があるけれど
どんな飼い主に飼われるか、これも運命ですね。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:25
さなえさん
本当にそうですね。3000回と1000回では余りにも違います。・・・が、それほど沢山という、いい加減な数字なのでしょう。
話を簡単にするために、昭和初期と書いていますが、24歳で死んだことは間違いがないので、大正~昭和初期に活躍、としたほうが正しいと思います。新聞などで有名になってきたのが、昭和初期なのでしょうね。ぶん公なら20才くらいまで活躍できたでしょうから、昭和10年くらいまでは、活躍していたことは間違いないと思います。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:32
hisakoさん
出版社は文渓堂・HP http://www.bunkei.co.jp
tel (営業)03 5976-1515 定価1400円+税 となっています。
悲しいお話じゃないので、子供達にいいと思いますよ。
もっと楽しいエピソードも載っています。
Commented by oss102 at 2007-11-23 16:36
side discussionさん
有難うm(__)m 自由に歩けた犬の幸せな生涯でした。
つながれていては、どんな名犬も名犬ぶりを発揮できません。
羊を追う仕事のボーダーコリーにしても、凄く張り切りますね。
そういうの見るの大好きです。
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