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読売新聞に、時代の証言者という欄があります。
今は将棋の米長邦雄の話です。 将棋には興味がないのですが、記事は面白いです。 今日の記事にはビックリです。 彼は小6で、住み込みで師匠の家で内弟子になり、働きながら学校へ通います。 一日中、朝夕のごはん支度、買い物、掃除、子守、昼間は学校。 家事が終わるのは8時ですが、毎日のように師匠とマージャンをする来客があり、お茶出しに忙殺されます。 彼は電車の中、盤駒の手入れ、錆びた自転車の磨きなどしながら、すべて頭の中に将棋盤を思い浮かべて勉強します。 イメージトレーニングですね。 中1のとき、師匠は自分の実戦譜を渡して、「これを並べて勉強しろ」と言いました。しかし師匠は、失礼ながら升田・大山といった名棋士ではありません。 おもわず私は「それは出来ません。師匠の真似をしていたら師匠止まりです。」と答えました。 怒った師匠のゲンコツが飛んできましたが、ひるみません。 「私は、升田先生や大山先生を追い抜くつもりですから、それだけは譲れません。」 師匠は2度と自分の棋譜を並べろとはいいませんでした。 凄いですね。中1でこの気概。 こんなことを、衣食住世話になっている師匠に向かって、普通は言えませんよね。 普通でない彼なのでした。
by oss102
| 2008-01-12 16:26
| 日々のこと
|
Comments(20)
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sharifa-image
at 2008-01-12 16:39
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凄いですね
殺気すら感じます。 中学生ながらどうしたら一流になるかを感じ取っていたのですね 逆に最初から升田先生や大山先生の弟子入りしていたら 師匠を超えることができなかったかもしれません。
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fu-and-boro at 2008-01-12 19:43
普通でない彼だからこそ言えた言葉なのでしょうね。
「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」と言ったことも有名ですよね。 自信のある自分を見極めていたと言う事・・・、やはり普通の人ではないのですね。 うしろ姿のお話も考えさせられました。 背筋を伸ばして燐としていたい・・・、 そう思います。 「可愛げ」と「運が強そう」はもういいです(笑)
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Sidediscussion at 2008-01-12 19:47
中1にして見通していたのもすごいけど、小学生から住み込みで子供を送り込む親もすごいし、逃げ出さないで頑張っていたのもすごい。だからこそ言えた言葉なんでしょうね。これって、可愛げがない言葉ですが、松下幸之助がいっているのは商売人として成功する人の話のようなので、可愛げがなくてもOKだと自分に言い聞かせてほっと一息です。
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あきの
at 2008-01-12 23:15
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この人だけは、この世界で味のある話ができる人と思っていました。今日のブログもとても面白いです。
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のそっと
at 2008-01-13 07:26
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いつも良い記事ありがとうございます。
あの方の引退の言葉をメモしてあります。 「まだまだやれるという気持ちもあるが美しい別れ方が大事、それが私の人生」 ネコの記事も嬉しいです。ネコ、子どもの頃からずっと好きです。今は飼っていないのですが。
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台所のキフジン
at 2008-01-13 13:31
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優しいカンジの方ですけど キッチリとした少年だったのでしょうね
いまコレを云う方も 云われる方も存在しないのでヮないでしょうか この師匠がこういわせる彼を創っていったんだと思います まったく違いますが コドモ①が働いて居る会社ヮ ブラザー制をとって一人がひとりを育てると言う・今で云ったら少し間延びした会社なんですけど 本人の人間形成にまで及んでくれて ありがたいと思っています
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mitsuko_beauty at 2008-01-13 13:59
師匠を変えなければ進歩しませんね
昔も今も自分の意思を持つ子はいます 盗んでまで芸を磨けって言いますもんね
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清子
at 2008-01-13 14:53
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11~12歳からしっかり目標が決まっていたなんて凄い人ですね。
私も将棋はチンプンカンプンなのでその欄はよみませんでしたがこれから読んでみます。
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oss025 at 2008-01-13 15:01
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oss102 at 2008-01-13 16:25
sharifaさん
それは言えてますね。あの人を目指そうじゃなくて、越えてやろうですからね。凡人にはよくそんなことが考えられるものだと思いますが、自分は天才だ、とおもっていると、違うのですね。
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oss102 at 2008-01-13 16:30
fu-and-boroさん
藤原正彦も米長も子供のときから、自分は天才だと言っていますね。それを言わせる何かがあるのでしょう。 天才とは努力出来る才能の持ち主のことだ・・・といいますが、それ以前にも本人に感じるものがあるようです。 「可愛げ」と「運が強そう」はもういいです・・・アハハ 私には貴女がとても可愛い人のように思えます。
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oss102 at 2008-01-13 16:33
side discussionさん
本当にビックリでした。よほど自信があったのでしょうが、子供がいう言葉ではありません。大人が出て行くときの最後の言葉ですよね。それがその後も住んでいたのですから、なぐったにしろ、師匠のほうも偉いです。天才と認めていたのでしょう。
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oss102 at 2008-01-13 16:39
さなえさん
庄屋の家柄だったのが、農地解放でゼロになったのです。父親は死に、食べるものにも困ったそうです。 それにしても熱中・集中できるから頑張れるのでしょう。 凡人が熱中・集中してもある程度まででしょうね。やはり幼少から群を抜いていないと。
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oss102 at 2008-01-13 16:41
あきのさんは、将棋の世界の人のことも、よくご存知なのですね。
私は、名前だけは覚えていましたが、娘は米長をなんて読むの?と聞きましたよ。(笑)
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oss102 at 2008-01-13 16:43
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oss102 at 2008-01-13 16:46
台所のキフジンさん
今は外国人でもなければ、こうした住み込みには耐えられないでしょうね。ブラザー制・・・うまくいったらいい制度ですね。気の合わない人と組んだら悲惨ですが。①さんは素直ないい青年なのですね。
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oss102 at 2008-01-13 16:50
misukoさん
お料理やケーキ、それから芸人の世界も厳しいものがありますね。 今の子だって、すぐれた資質の子は必ずいるでしょう。 米長のような天才だって、必ず一人や二人はいる筈です。 昔のように生活に不自由しないで、勉強出来るのですからいいですね。金持ちでも貧乏でも凡人は凡人で終わります。
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oss102 at 2008-01-13 16:53
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oss102 at 2008-01-13 16:56
25さん
生活に苦労しないぶんだけ、勉強に時間を向けられる・・と思いますが、努力も甘いものになりがちですね。 根性のない私がいうのもどうかと思いますが、矢張り幼い麦を厳冬に踏むことは、人間形成に必要なことかもね。
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