今までに何度も書いているが、私は
サークル好き、幾つも入っている。
それだけ知り合いも増える。
テニスでは1度だけ本人が亡くなったことがあった。 こんなときは論外だが、仲間も私も中高年齢のサークルなので、その親はもっと高齢で亡くなることが多い。
私のお付き合いの基準はこうだ。 サークルの仲間という関係はなしにして、その人とどれだけ親しいかで決める。
そうして親しい人でも、同居していない親の場合は、口上で丁寧にお悔やみを申し上げる。
同居している場合は、お香典を包み、近くだったら焼香にも行く。
私の父の場合は黙っていた。 3ヶ月も経ってから話題にしても、それから香典を持参する人はいないから安心だ。
母の場合は困った。 丁度年末恒例のテニスの試合があるときだった。
主催者のテニスの先生は、やっきになって人集めしていた。
実家から知らせが入って、土壇場でキャンセルすることになった。
なまなかな言い訳では通用しない。 母の危篤と白状した。
どうせ知れると思って、母が亡くなってから、その先生にも、香典をくれそうな人にも電話した。
香典はいりません。 絶対にくれないでね。・・・・まだ上げるとも言われていないのに断固お断りした。
ごく親しくしているテニス仲間の母親も、遠くの施設で101歳で亡くなった。
友人は大往生で目出度いと言った。
人の世は、親族間のつきあいだけで沢山だ。
サークル仲間との付き合いは、この場だけでいいと思っている。