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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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金のおにぎり ぱくぱく
 伊丹十三は、あるエッセーで次のように云っている。 
私はですね、一言でいうなら「幸福な男」なんです。然り。私は幸福である。あのね、正月なんか、女房子供と散歩するでしょ? うちの近所は一面の蜜柑畑ですよね。その蜜柑畑の中の細い道を親子で散歩してるとだね、あたりはしんと閑まりかえって、鳥の声だけが聞こえてくる。
太陽が一杯にふりそそいで、蜜柑の葉がピカピカと輝いている。 静けさがね、こう、光って澱んでるんだな。遠くに海が燦いている。子供の声が澄んで響く。私は女房と黙々として歩く。
こオリゃしあわせですよ。あぁ、こうなるために俺は今まで生きてきたんだと思いますよ。もう、なにやら、こう、大きなね、光り輝く金のオニギリをね、もうぱくぱく食べている感じね。


この章を自死という生き方の本の中で紹介している須原一秀は、彼のこの瞬間の幸せ感を越える、もっと高度の「幸せ感」というものが、この世にありうるだろうか・・・と。
幸福の極限は、ほとんどの人がだれでも経験しうるもので、人間が到達しうるひとつの「極み」であることは間違いない。
また同じ状況にあっても、そこに価値観をおかない人は、「極み」に達することはできない。
ふだんから何かと感動したり、感服したりする傾向の人が、このような何気ないことで「極み」に達することが出来るのだ。
こういう「極み」を幾つか持っている人は、死ぬときも、あぁ、いい人生だったと死んでいけるのである。・・・・・と書いてある。

全く同感で、私も「極み」を毎日のように経験している。
山菜が美味しい! 今日も採れたてのワラビ・フキが食べられる。
巾30センチの日陰の花壇に芽吹きがあり、花をつける。 こんな感動が毎日ある。
金のオニギリをぱくぱく食べているのだ。

ブログ友達のあきのさんは常々死ぬときは面白かったと言って死ぬだろうと書いている。
極みを沢山経験しているからだと思う。 私も病苦は恐れるが、死そのものを恐れないし、
あきのさんのように、面白かった、楽しかった、と死んでいけると思う。
金のおにぎり ぱくぱく_e0001808_13564037.gif


by oss102 | 2008-05-23 13:56 | 日々のこと | Comments(14)
Commented by tmshanagn304 at 2008-05-23 19:54
この幸せ感に異議はありませんが、それならばなぜ伊丹さんはあのような死に方をなさったのか残念でなりません。報道されていることがどこまで本当なのかは分かりませんが、もしそうだとしたら、たったあれぐらいのことで、、全く残念です。
Commented by ririhallo at 2008-05-23 22:28
私の極み・・・う~~~ん  山菜狩りを楽しめること???
沢山の毛糸にかこまれること??
ステキな布に囲まれること??
う~~ん  どれもいいな~~
Commented by あきの at 2008-05-23 23:59 x
読み出して、「ああ、わたしと同じ…」と読んでいると、文章の中にわたしが登場してうれしかったです。Ossさんとわたしはこの点では完全一致ですものね。鳥の絵も感情表現に一役買っています。
Commented by 清子 at 2008-05-24 10:05 x
何気ない日常に喜びを感じつつ暮らしてはいるものの最近心の奥の奥に何だかめんどくさいなーもういいかなーという塊がひそんでいます。これが大きくならないように極みを増やしています。
Commented by mu-pi-cyan at 2008-05-24 10:35
私も、伊丹さんの感性に同類の物を感じます。
幸せも 人一倍感じるけれど、傷つき易いのも同じ・・・


自殺は、残った人を深く傷つけ許される事ではないでょうが
ある意味 その人の寿命だと思っています。
私?  守らなければいけない人達の為 頑張ります!1
Commented by モーばあさん at 2008-05-24 11:07 x
自殺、自死、それもひとつの死に方でしょうね。
でも、周囲の者は傷つきますね。
伊丹氏の書いた本の中には好きなのもありましたが、今はもう読みません。
Commented by oss102 at 2008-05-24 13:58
304さん
あのときは意外でしたね。エッ!なんでそれくらいで??と不思議でした。そのことにもこの本では触れています。
Commented by oss102 at 2008-05-24 14:01
ririhalloさん
みなさん極み上手ですね。沢山極みを抱えて生きています。
同じことをしながら喜びを感じないで不満ばかりの人がいますが、不幸ですね。
Commented by oss102 at 2008-05-24 14:04
あきのさん
この本のこのくだりを読みながら、あきのさんのことを考えていました。同感・同感!と読みましたよ。自死がテーマの本ですからちょっとなぁ、とためらいましたが、ここだけでも取り上げたいと思いました。
Commented by oss102 at 2008-05-24 14:06
清子さん
分りますよ。それが人間です。こんなに楽しんだし、先は大変そうだし、もうそろそろいいかな~という気持ちは誰にもあります。
Commented by oss102 at 2008-05-24 14:10
mu-pi-cyanさん
守らなければいけない人のために・・・いいですね。
もう私には守るべきものがありません。ネコには遊んでもらっています。でも伊丹十三が書いたこんな情景が、最高の幸せだということは全く納得できます。なのにいい年をしてお金に執着するエライさんは多いですね。
Commented by oss102 at 2008-05-24 14:14
モーばあさん・さん?
さんを二つつけると可笑しいですね。(^^)
伊丹十三の死に方は納得できませんでしたけど、このくだりは納得のいくものですよね。それぞれの極みがあるでしょうが、大儲けしたときしか極みを感じられない人達がいて残念です。
Commented by Sidediscussion at 2008-05-26 04:21
金のおにぎり、いい表現ですね。 大儲け、これもいいですね。 いっぱいのお茶を飲んでも大儲けを感じることのできる単純な自分は有難いと思います。

 今の、その先の先を考えると、やっぱり私も死ぬのよねと思うことがありますが。 人間が生まれてくるときは、母体を苦しめて、死ぬ時は、自分が苦しまなければならないのですね。 自死も自殺も苦しむ人を産むことになるから、人間の存在そのものが苦の種みたいに思います。 だらだら生きて、迷惑かけたくないなんてカッコいいこと言っても自分の意志ではどうにもならない、どうすればいいのでしょうね。
Commented by oss102 at 2008-05-26 16:09
side discussionさん
いっぱいの日本茶、一膳のご飯で極みを感じてしらっしゃいますね。そのほか山ほど・・若い人や異国の風景・文化に触れて・・・
金のフルコースです。
私の姉がB型肝炎でした。72歳で亡くなりましたが、人に迷惑をかけたくないけど、自分で棺おけに入るわけにいかない・・・と言ったことがありました。自立自立と言ったって、所詮人に世話になって人の中で生きて行くのだと、そのときつくづく思いました。
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