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いよいよ兄が退院することになった。 隔日の透析はそのまま、ケアマネージャーがその日にはマンショウン4階の玄関まで迎えにきてくれ、車椅子の兄を病院への送迎もしてくれるという。
母の日に娘と会いにいったときは、土日外泊で自宅にいた兄は、椅子の背もたれを歩行器がわりにしてトイレに行っていた。 あれから2週間、もう壁のバーにつかまって用も足せる、洗面所でひげも剃れるという。 なんという回復であろう。 悪いほうへ向かうときはドッドッといくが、よい方へは畳の目ひとつずつの回復と思っていた。 兄は80才だ。 凄いものだな、生命力というものは。 兄嫁は嬉しそうに電話してくる。 病院の先生も奇跡といってくれるという。 退院通告のときは、透析の先生・ケアマネージャー・担当看護師など7・8人も集まってくれていて拍手の中・・・兄は、「こんな老人に力を尽くしてくださって、2度目の命をいただきました。みなさんに感謝申し上げます。これからもお世話になりますがよろしくお願いします。」と挨拶したと。 兄嫁は嬉しいのだ。何度も薬で眠らされて、覚醒半ばのときの行動を認知症と云われ口惜しがっていたのだ。 またリハビリーの先生に、長年やってきた俳句を作っては、とすすめられて、「俳句は美しいものを美しいとそのまま云ってはいけない。美しいと云わずに美しさを表現しなくてはダメだ。 その言葉が今は出てこないのだ。」・・・と言ったと。 決してボケてはいない。こんな正当な言葉が言えるのだ、ということを兄嫁は私に告げるのだが、私は先日来、この言葉を3回も聞いている。 「うん、そう、そうだね。 みんなSちゃんのお蔭で兄さんはここまで来れたのよ。」 感謝しながら、微に入り細にわたる報告を、もう少し省略して云ってくれないかな・・・と1時間半にわたる電話をようやく切った。 兄は幸せだが、我々女のときは誰の介護になるのかな。
by oss102
| 2008-05-26 16:48
| 日々のこと
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Comments(14)
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あきの
at 2008-05-26 19:51
x
今日のアヤメたちも生き生きとうれしそう。
この花がみんなの気持ちを代表しているのでしょう。
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tmshanagn304 at 2008-05-26 21:54
1時間半の電話、長かったですね。しかし、これからも長電話,聞いてあげてくださいね。OSSさんの介護はそのときに考えましょう、、、???
こうして元気に快復されると、やっぱり最新医療はありがたいですね。
お義姉さんのご苦労が報われて、読んでいてもホッとします。 長電話のお付き合いも、リハビリの一環ですね。 80歳はまだお若いですよ。 きのう、両親と義母に会いに行きましたが、90過ぎて、三人ともまだまだ元気です。
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清子
at 2008-05-27 13:18
x
兄嫁さんの長電話が何よりも喜びをあらわしていらっしゃいますね。透析に通われても退院という事は格別なのですね。
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ririhallo at 2008-05-27 13:24
女はおしゃべりでストレスを半減させることができるらしい・・・兄嫁さんが・・ストレスで 変になったら・・もっと大変!! 聞くのも重労働ですが。。。。。ね!! 我が家は高齢者は私の母(80)だけですが・・今のところ元気なので・・・他人?の介護な~~んて やらせていただいて」おりますが・・・いつでも・・・と覚悟はしている、つもりです。。
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oss102 at 2008-05-27 16:13
あきのさん
こうしたことから須原一秀は逃げたのです。生きていれば喜びもまたありますが・・・とりあえずはまた俳句など作れる生活に戻ってほしいと願っています。
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oss102 at 2008-05-27 16:16
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oss102 at 2008-05-27 16:22
ネモフィラさん
病院でも医者の不信感とか色々あったようですが、まずはここまで回復してくれました。兄嫁は至れり尽くせりです。それにケアしてくれて1周間に1度ですが入浴・リハビリも付きです。有難い世の中になったものですね。
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oss102 at 2008-05-27 16:28
かおりんさん
有難うございます。脳梗塞も軽いのを2度起こしていますので、言葉が以前のように浮かばないそうです。だから俳句は今は出来ないと言っていますが、家庭に戻って刺激があると序々に、浮かぶようになると思います。兄嫁はなにごともいい加減に出来ない性分ですから、その辺を私に聞いてもらいたいのですよ。 腕がだるくなります。(笑)
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oss102 at 2008-05-27 16:33
清子さん
やはり自宅にいて・・ということは時間に追われないし、病院での会話とは違うのでしょう。3ヶ月ごとに転院させられるとか聞きますが兄はかなり恵まれていると思います。兄嫁は昔から長電話なのですよ。(^^)
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oss102 at 2008-05-27 16:36
ririhalloさん
貴女のようなプロがついていて、お母様は安心ですね。 私の娘では不安が一杯です。(~_~;) 一度は兄嫁もうつになりかかって、入院したのですが早かったのですぐに治りました。よかったですよ。その頃は私の聞き役も大変でした。
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Sidediscussion at 2008-05-29 21:56
「美しいものを美しいと言ってはいけない」御兄さんはすごい深いことを分かりやすくおっしゃっています。 ハンガリーの学生に説明するときに、そう言えばよかったのだと遅まきながら気づきました。お兄さんのご回復おめでとう。
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oss102 at 2008-05-30 15:59
side discussionさん
有難うございます。コメント見逃すところでした。;; 文章でもそうなのですが、私は簡単に花は美しい、ネコは可愛いと言ってしまいます。脳梗塞をすると言語が中々スムースに出てこないらしいです。
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