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認知症のプロということに気を引かれてNHKの番組を録画しておきました。
今50代の彼女はグループホームを立ち上げて運営しています。 21歳で看護師になり、それが天性と思い励むが医療の現場で30代には悩む日々があり、デンマークへ。そこでグループホームに出会う。 そこでは好きだった本や音楽のなかで日を送る、穏やかな表情の人たちがいた。 その人たちは認知症の人たちだった。 グループホームでの彼女は凄い。 相手の世界にお邪魔するという。 同じ姿勢で、すぐ近くで・・・ 認知症を理解していない人は簡単に「ボケちゃえばなんにも分らないのだから一番楽」という。 全然違うのだ。 認知症の初期、自分の居場所や人間関係が徐々に分らなくなる不安。若い頃の記憶が現実のものとなって、早く帰らなければ子供達がお腹を空かせて待っている。 だからあんなに真剣に出て行きたがるのだ。制止しても凄いエネルギーで何度も出かけようとする。 不安なので自分の世界に閉じこもり、他が怖くて排除する。 彼女は耳元で声をかけ続ける。 放っておかないことが大切、絶えず信号を送ること。 同じソファに寝て話し続ける。 辛い記憶をできるだけ話してもらう。 こんなことが家族はできるだろうかと思った。 日常の生活の中でこれだけ時間をかけられるのか。 彼女の施設で、新人の36歳の男性の初めての夜勤をカメラは追いかける。 折角寝巻きに着替えさせ寝かせつけたばかりの老女が起き出す。食堂でこの男性に何度も話しかける老女を無視して、他に気をとられる男。段々険しい表情になる老女。 大変な仕事だ。 食べる・風呂・寝せるの介助ではなく、心に正面から向き合うこと、と彼女は度々言う。 記憶がなくなっても心は生きていると・・・ 日常生活に支障をきたしてきた人に、まだ出来る事はしてもらって出来ないことだけを手伝っていく。 彼女はこの世界では海外にも名の知られたプロなのだという。それだけ実践と理論を構築させているのだ。 初めは普通のオバサンに見えた顔が、仕事振りを見ているうちに美しい顔に見えてきた。 プロの顔は美しい。
by oss102
| 2009-03-10 15:14
| 日々のこと
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Comments(18)
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tmshanagn304 at 2009-03-10 20:09
こも彼女,私も見てましたよ。
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sidediscussion at 2009-03-10 20:46
テレビ番組偶然見ていました。 いい番組でした。 プロという言葉の意味がよくわかりました。 心の美しい方で、顔も輝いて見えました。
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セルラー
at 2009-03-10 20:57
x
プロの顔は美しいですね。何事にも真剣に向かっている人の顔は美しいです。見習いたいですが・・・。
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あきの
at 2009-03-10 21:53
x
たいへんな仕事ですね。そして、死ぬまでの日々は簡単なものではなさそうですね。ちなみにわたしは認知症にはぜったいにならないと思っているのですが…甘いですかね。
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hanairomimi201 at 2009-03-11 08:28
ボケたが勝ち・・私もそう思っていましたがそうではないと母を介護して感じました。
決して楽ではないようです・必死で頑張る姿は悲しいものでしたから・・。 おっしゃる通り最後まで心は持ってたように思います。 私は母の血を引いてボケたらどうしよう・・と少し怖いです。
彼女のように母に接する事が私にはできない、と思いました。
でも、【記憶がなくなっても心は生きていると・・・ 】この言葉を忘れないようにします。 以前記事に書いた母の妹はグループホームに入りました。 そこでの生活が気に入ったと言って、元気に過ごしているようです。
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jyonko7 at 2009-03-11 15:02
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oss102 at 2009-03-11 15:35
304さん
ご覧になりましたか。デンマークのお年寄り、とてもおだやかないい顔をしていましたね。
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oss102 at 2009-03-11 15:37
side discussionさん
あの両腕の重い二つのカバンの書類、凄いですね。 打ち込んでいる人の顔は違います。大変なお仕事ですが、あんなところに入れた方はラッキーです。ひどいところもあるようですね。
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oss102 at 2009-03-11 15:40
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oss102 at 2009-03-11 15:44
あきのさん
それは考えていたって分らないのですから、そう信じるほうが絶対いいです。ただ、血管にカスが溜まると場所によって症状が違ってきます。記憶がなくなったり、左側が見えなくなったり、年齢が進むほど確率が高くなるということです。 でも死ぬまでカスが詰まらない人も沢山いますからね。
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ririhallo at 2009-03-11 15:45
私は仕事で見られなかったわ!! 介護では有名な方ですよね。。 確かに認知症の方は私達とは違う世界にいるだけなのですが・・・私が相手をしてる方は 認知症と病気を持った方がほとんどなので・・・薬を遠慮されて・・困ったり・・点滴を自分で抜いたり・・・・ちょっと、同じ世界には入り込めないど・・・ナントカ 納得していただくように、頑張っているだけで・・・未熟なわたしです。。
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oss102 at 2009-03-11 15:48
sakuraさん
認知症の方のお世話は見るほどに読むほどに大変なものとわかります。これは個人の努力ではどうにもなりません。 癌でも認知症でもそれ以外の病気でも、年をとれば取るほど地雷が沢山埋め込まれた土地を歩くようなものだと・・・ホントホント。 私も全く自信はありません。
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oss102 at 2009-03-11 15:54
hanairomimiさん
高齢化と認知症はどうにも避けられない現実のようです。 そうなったら、こうした日常の世話だけじゃなく心おだやかに生きるノウハウを広めて欲しいものです。それにはやはりお世話する人の待遇をよくしていかないと、人材が集まりませんよね。
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oss102 at 2009-03-11 15:58
となりのとまとさん
やはり大きい施設で画一に世話されるよりグループホームの方がきめ細かいお世話を受けられますね。残っている能力、お料理や裁縫や、洗濯物のたたみなどさせているところがありますね。 子供のお手伝いみたいに手のかかる部分もありますが、見ていてくれる余裕がグループのほうにはありますから。
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oss102 at 2009-03-11 16:01
jyonkoさん
この方は看護師さんになってこの仕事が天性だと思ったそうです。 優しい方なのですね。その優しい心が今の医療制度では心痛む日々だったようです。こんな方のいる施設に入りたいものですが、宝くじを当てるより難しいかも^^
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oss102 at 2009-03-11 16:06
ririhalloさん
認知症になるほどの高齢の方はほとんどなにかしら病気をあわせ持っていますね。現実は時間に追われて心と向き合ってと言われても一人だけのお世話ではないので難しいことと思います。 ただ、優しい笑顔を向けていれば優しくなるのは認知症の人も我々も同じということですね。 りりさんの笑顔はどんなに救いになっているかと想像してますよ。
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