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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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そばの思い出
 敗戦で樺太から引き上げてきた父の家には、かなり年の離れた父の姉が家を守っていた。
私は小5の11才・父は51才・伯母は60を半ば過ぎていたのか。
伯母は私たちに母屋を明け渡して離れに移った。
私たちはみんなは伯母のことをババチャンと呼んでいた。

ババチャンはそば打ちの名手だった。
ボロボロのそば粉に少しずつお湯を入れて練っていく。なんどもなんども捏ねて耳たぶくらいの柔らかさになったらOK。
大きな板に粉をパッと撒いて、練ったかたまりを1mくらいの麺棒で伸ばしていく。向きを変えては何回も何回も打ち粉をしながら伸ばしていく。
だんだん平面が広がって縁のほうはひらひらになる。
最大に薄くなったところで15センチくらいの巾で交互に折りたたんでいく。

おおきい4角の包丁で細く細く切っていく。
あの当時家族全員の分はどのくらいの粉を練ったのだろう。
大きな窯で茹でた蕎麦は、丼にそばつゆをかけただけのかけそばになって出された。
私や兄は7・8杯も食べた。 飢えていたからいくらでもお腹に入った。

ババチャンの蕎麦は評判になって、下町の食堂から声がかかり、ババチャンはそこで働くようになった。 プロになったのだ。

母や長姉がそば打ちを受け継ぎ、姉は婚家でも法事などの客事があると蕎麦を打っていた。
むかしは宴会の後の打ち止めの蕎麦であった。

札幌のネット仲間に「めんこいクラブ」というのがある。何度か新そばの香り高い蕎麦をごちそうになった。
手取り足取り教えてくれるそうだが、私はいつも作り手よりは食べ手になっていたい不精者である。

そばの思い出_e0001808_9363361.gif


by oss102 | 2011-07-16 09:22 | 思い出 | Comments(16)
Commented by tmshanagn304 at 2011-07-16 16:45
そば打ち免許皆伝なら、お店を開けたですね。残念!
Commented by sharifa-image at 2011-07-16 17:41
蕎麦は大好きです。
今日のお昼も蕎麦でしたが大盛はまだ挑戦したことがないです。
でもきっと大盛もペロッと完食できます。
私の祖父は生前、年越しそばを毎年打っていましたがお世辞にも
上手とは言えませんでした。
でも蕎麦粉100%だったのでしっかりとそばの味はしていたのですがボソボソとしてました。
伯母さまのように上手だったらどんなにか大晦日が待ち遠しかっただろうと思います。
Commented by sidediscussion at 2011-07-16 22:41
ばばちゃんの御蕎麦はおいしい懐かしい思い出なのでしょうね。 打ち手も必要ですが、食べ手がいて始めて打つ人も打ち甲斐があるというものです。 小5のossさまはババちゃんの手元をじっと見つめておられたから今でもこんなにありありと書けるのですね。小5の観察力と記憶力すごいですよ。
Commented by あきの at 2011-07-17 06:38 x
わたしの祖母も客があると、そばをうったので、書かれている手順が性格で、まるっきり離れているところでも、同じやり方なのだと感心しました。
Commented by fu-and-boro at 2011-07-17 07:16
ご無沙汰でした。
蕎麦は好きですが、ふと打ちは苦手、
↓の写真のお蕎麦は細くてとてもおいしそう、
色々なところにお蕎麦を食べましたが 
私は倶知安の【農家のそばや羊蹄山】のお蕎麦が大好きです。
もし行くことがありましたらお試しを・・・。
・・・そばを打つ友人に進められて2度ほど挑戦したことありますが
どうしてもそばつゆが上手に作れません、
そばつゆが美味しくなければすべてダメになりますね。
蕎麦打ちセットを購入したのですが 挫折です。
セットは納戸で寝ています(笑)
Commented by hanairomimi201 at 2011-07-17 10:08
ババちゃんのおかげで蕎麦通になったのですね^^
蕎麦は「打つ」ですね・うどんは打つとは言わないですね・そば粉との戦いのようですね。
蕎麦打ちは難しいです・分かっていながら
おとん作る人、ワタシ食べて短いとかサクサクとか文句言う人でした。
旅行に行っても必ずお蕎麦のお土産でした・
Commented by fuchan_k at 2011-07-17 10:37
幼い頃の食環境は、その後の人生に大きく影響するといっても
過言ではないですね。

大きな捏ね鉢と伸し板、そしてなが〜い伸し棒で蕎麦を打つ
ババちゃんの姿、そのまま目に浮かぶようです。

農家でしたので、小麦粉も蕎麦粉も自家製。
小さな身体なのに働き者だった母が、うどんも蕎麦も当たり前の
ような顔して作っていました。
ただし、適度に捏ねてひとまとめにしたら、ビニールなどは
無かった時代。
ゴザで挟んで、足で踏むのが私たち子供の仕事でした。
人寄せ行事が自宅で行われていた頃は、最後には必ず
うどんかお蕎麦!だったのも、懐かしく思い出しました。
Commented by sakura at 2011-07-17 11:19 x
久しぶりです。過去ログ楽しみました。
あいかわらず2ニャンはかわいい。
蕎麦も旨そう。
オッセさんはそば打ちしないのですか?
私は一度岩見沢に住む友人に教えてもらいました。
ようやくこちら製のそば粉を見つけたので、やってみようと思っています。
でも、伸ばし棒がないのですよね。
まっ、小ちゃくやりましょうかね。^^
Commented by oss102 at 2011-07-17 13:54
304さん
免許皆伝ならいまごろ蕎麦屋で忙しい人生を送っていたことでしょう。
蕎麦打ちがブームになって沢山の男性が趣味にしてあたりにご馳走しまくっています。(#^.^#) やはり食べ手がいい。
Commented by oss102 at 2011-07-17 13:56
sharifaさん
大盛りはまだ未体験ですか(^^) 天ぷらなど別に注文しないときは大盛りでも特盛りでもどんどんいけます。
ババちゃんのそば打ちは祭りごとじゃなくて、結構何度も食べさせてくれました。食糧難でしたがそば粉はあったのですね。
Commented by oss102 at 2011-07-17 13:59
saidodesuccsionさん
そうですね。今まであまり思い出しもしなかったのに、これだけ思い出せました。なんにも娯楽がなくて珍しいことはしっかり見ていたのですね。(^^)
Commented by oss102 at 2011-07-17 14:01
あきのさん
昔は客をもてなすのにもこんな面倒なことをしていたのですね。松本の新そばも美味しかったでしょう。
Commented by oss102 at 2011-07-17 14:05
fu-and-boroさん
そば打ちセットは冬眠中ですか(^^) そば打ちは暇な男性の趣味です。オトンが定年になったら活躍させてください。
倶知安の蕎麦屋さんですか。9月に行くのですがパークの仲間と一緒なので・・どうなるかな~ 私も細いそばが好きです。
Commented by oss102 at 2011-07-17 14:08
hanairomimiさん
スキー仲間の男性も初めは下手で短くてぼそぼそでしたが、数年で腕を上げてプロから免許皆伝をもらっていました。
そば粉を贅沢に打ち粉にまで使うので、そば湯はとろりとして濃厚でした。おとん、長生きしてたら腕を上げて美味しいそばを食べられたのにね。
Commented by oss102 at 2011-07-17 14:12
fuchanさん
ゴザで踏むのですか。ババチャンはそこまで気がつかなかったのかな?自分で全部やっていました。(^^)
客ごとはみんな自宅でしましたから主婦は忙しかったですね。飲んべはいつまでもダラダラと飲んでいる。それをやめさせるのは〆の蕎麦でした。(n‘∀‘)η
Commented by oss102 at 2011-07-17 14:14
sakuraさん
そば打ちをアメリカでなさるのですか。エライなぁ。
私はたまの外食が蕎麦屋さん。じたくでも生そば茹でています。
今は冷やしラーメンと交互です。
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