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邦子はよく旅行をした。留守にするときは猫の世話から留守中の頼み事などにメモして和子に渡していた。
旅先ではどんなことが起こるか分からない。それで万一の時のためにと書いた遺言書のようなものをTVの上の根来の器の中に入れていた。日付だけの何年に書いたのかも分からない、印鑑も署名もない遺言書である。 出発前の慌ただしい時間に脚本用の原稿用紙に書きなぐってある。S銀行の定期には2千万・普通預金には2千500万などとあるが実際にはもっと少なかったり銀行ちがいだったり、金銭にはずさんな邦子らしい遺産分けである。 独身の弟にはしかるべき女性と同居を条件して青山のマンションを譲る。母親と猫を引き取ってと書く。7年後の2通目の遺書には、弟の結婚は諦めたのか、母と猫は和子にとなっている。 洋服宝石は2番目の妹と一枚ずつジャンケンで分けなさいと。我が家もそうだったけど、オヤツなど分けるときは必ずジャンケンだった。実際にはジャンケンはしなかったけど邦子らしい発想である。 のめりこんでいた骨董品や中川一政の絵は日常の茶碗など数点を残して、鹿児島美術館の中の向田邦子コーナーに寄贈してしまっている。 面白いのは家族のモデル料として各50万ずつ。邦子らしい辛辣な家族描写で辟易していたらしい。物書きの家族はいつも被害者だ。 明日あさってと1泊でパーク納会旅行に行ってきます。山の方の紅葉はもう終わり、2日間しっかり雨の予報で残念ですが、まぁ、仲間とのお喋り旅行で我慢します。 またこの2日間予約投稿でアーカイブ編を載せますので、読んでいただけましたら嬉しいです。_(._.)_
by oss102
| 2011-10-22 15:02
| 本
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Comments(10)
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hanairomimi201 at 2011-10-22 15:49
もう納会ですか・・そんな季節になってしまったのですね。
向田邦子さんの遺産分けジャンケンで分けるというのは・・いかにも・・という感じです。 我がきょうだいのバアイはお菓子を分けるのは最高権力者の姉の言いなりでした。 不服の申し立てもできずでした・・上に生まれると得やな・・と思ったものでした^^
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あきの
at 2011-10-22 19:49
x
あんなにたくさん書いて出版していても、億万長者にはならなかったのですね。
書くのって、たいへんなのにね。
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fu-and-boro at 2011-10-22 21:21
何とか晴れそうな天気予報になりましたよ。
晴れますように・・・。 楽しんできてください。 向田邦子さんのエッセイは好きで読みました。 今でも「父の詫び状」は手の届くところにあります、 亡くなって30年も経つのですね。 生きていればまだ82歳、まだまだ活躍できました、 どんな文章が飛び出していたでしょね。 こだわりの方でしたね。
旅先で何が起こっても良いようにメモを残して、それが現実になってしまったんですね。
旅行晴れるといいですね。
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sidediscussion at 2011-10-25 14:07
パークでご旅行いいですね。 この美しい季節にいっぱい奇麗な空気を吸って健康の素を身体に仕入れてこられるのですものね。
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oss102 at 2011-10-25 14:14
hanairomimiさん
お姉さんは最高権力者、第1子は強いですね。2番目のあなたは大人になってからの強い心の財産を沢山もらったのですよ。 でもやはり口惜しかったのかな。オヤツの大きさ選びは真剣でした。
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oss102 at 2011-10-25 14:18
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oss102 at 2011-10-25 14:21
fu-and-boroさん
彼女はなんにもしないで歳をとるのは我慢ならないと書いています。どんどん優れた大きな作家になっていたでしょう。もっと読みたかったですね。 おかげでパーク出来ました。(#^.^#)
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oss102 at 2011-10-25 14:23
kiyokoさん
自分の家族がいれば普段からなにかと言っておいたのでしょうが、一人なので書き置いておこうと思ったのでしょう。念のためが現実となりました。
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oss102 at 2011-10-25 14:25
saidodesuccsionさん
健康のもと・・そうですね。何よりの薬かもしれません。でもときには良薬も口に苦し・・ということもあります。団体旅行ですので。(笑)
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