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金曜日のTV金スマのひとり農業の2時間20分のスペシャルがあった。何度かここでも紹介したことがある。
ひとり農業をやっている渡辺は、両親を迎えるために家を建てている。畳を作るために本場熊本へ勉強に行く。
そこでイ草の収穫、泥洗い、織り、畳床などの工程を見せてくれる。
い草が収穫を迎えると倒伏を防ぐためにネットを張る。刈り入れは日の出前。日が射すとたちまち枯れ色になってしまう。 虫など防ぐためと発色をよくするために泥で洗う。
干して畳表を織る。 床は稲藁を並べて凄い重量で押しつぶしていく。
ヘリを縫いつけるのも今はみんな機械作業。
昔はへりの色も模様も身分で違ったそうだ。
渡辺はへりを縫うのも自分でと拘わったが、とても針が刺さっていかない。重労働で鍛えた力でもダメ。 プロは難なく刺していく。 すごい!
イ草農家はとても少なくなっている。中国の畳が沢山輸入されている。それに床はハッポウスチロールだ。 折角の吸湿のよさがこれでは生かされない。
畳のない家が多くなった。
我が家も改築してからは畳の部屋がない。椅子・ベットの生活ではそうなる。
若い人が青畳を入れた部屋に入ると、「変な匂いがする・・」という。 あの青畳の匂いを初めて嗅いだのだ。
すぐれものの畳が無くなっていく。 管理も大変だし高いから庶民のものでは無くなったのだ。
春・秋の大掃除、子供には面白かったなぁ・・古い新聞紙の間から1円玉見つけて喜んだっけ。
リンク先からお借りしました。
by oss102
| 2012-10-01 16:01
| 日々のこと
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Comments(8)
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