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こんな本を読んだ。
かなり広範囲に動物医療界のことが書かれている。
栄養や環境に恵まれてどんどん高齢化していくペットたち。なんとか助けたい、治したいと思えば、高度な医療で応えたいとなるのも当然。
カリフォルニア大では猫の腎臓移植がある。
野良や捨て猫を飼育して、病気の猫に移植する。
提供してもらった猫の飼い主は、その猫も引き取るシステム。
一つの腎臓でも元気に生きられるそうだが、引き取られた猫は可愛がられていくのだろうか、とちょっと心配になった。無関心で餌だけ与えられるということに成らなければいいが。
でもその猫にとってはチャンスのひとつには違いない。
アメリカで高度の技術を身に付けた医者は、フリーでいて、難易度の高い手術の時に動物病院に招ばれて行く。医療器具を揃えるのも高価なのだ。白内障の機械は1千万。設備倒れになってしまう。 でもよほど腕に自信があって、常に各動物病院とコンタクトをとっていなければ声がかからなくなる。
医療がすすめば当然専門分野に分かれるが、まだ道は遠い。
昨夜はTVで年末年始の24時間営業の動物病院をやっていた。
ニンニクたっぷりのリブ肉を全部丸飲みした黒犬。吐き出す薬でことなくを得て、「この子が悪いわけじゃない。飼い主の責任ですよ。」と言われていた。
うまかっただろうな。(^^)
爪楊枝・焼き鳥の竹串などもエコーをかけて取り出していた。
人工呼吸器をつけている肺水腫の可愛いチワワ、安楽死を決断する涙の飼い主につい涙してしまった。;;
by oss102
| 2013-01-13 16:02
| 本
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