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アハハ・・またこんな本の紹介です。
大往生したけりゃ医者にかかるな、でヒットしたこの人と、在宅介護の医者との対談です。
対談というと、思いが十分に伝わってこないと思っていたのですが、この本は今まで老人の死に対する私の思いの集大成だなと・・・納得した本でした。
今の医者のほとんどは「自然死」を知らない。 普通の医療はムリヤリ延命を図って苦しませている。
最後まで点滴注射も酸素吸入もしない、自然死を何百人も見てきて自然死がいかにおだやかなものか。
これはしっかり分かりましたが、最終は穏やかでも、途中経過では痛むことも苦しいこともあるでしょう。
これを延命治療ではなしに、苦痛除去のみに徹しての対症療法はやはり病院にしてほしい。
在宅での看取りが難しい家庭がほとんどです。
これからは、そういう治療でもお金になる体制にしてほしい。今のままだと病院がそんなことをしていたらほとんど潰れてしまう。 だから分かっていてもそれが出来ない。
これだけ本も売れて、こういう説も日を浴びてきました。 近藤誠の説もますます支持されています。
私自身も、目が悪くなった、耳が悪くなった、疲れやすくなった・・うんぬんの体を、正しい老化の姿なのだとしっかり認めなくてはいけません。
もちろん壊れた部品はなんとか治せることもあります。人工の部品を使ってでも、少しでも快適な暮らしを最後まで送りたいです。
でもなんでもかんでも病気のせいにして、医者通いをして薬の山やサプリメントを数種類も飲み・・という老いの生活だけは避けたいと思ったことでした。
明日は面白いところをちょっと抜粋します。
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