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多分、池部良の「江戸っ子の倅」というエッセーの中だったと思う。
おお金持ちの父親が、子供が刺身のショウユを小皿に残したのをみて、「お前は、刺身を食べるのに、どれだけのショウユが必要か、考えないのか・・」と言った。
常にこうしたらこうなる。との計算が必要なのだと、感心して読んだ。
娘が小皿にたっぷりのショウユを残した。その話をしたら・・「だってお刺身についてきたショウユだもん・・」
なるほど、ワサビも刺身ショウユもついているのだった。
これを集めて次の調理に使えとはいえない。
ご時世ですね。
豆腐にも刺身こんにゃくにも、コロッケ売り場にも、何でもかんでも調味料がついてくる。
みんな余すほどの量だ。 単身者には便利な世の中。
いつか使おうと、ビニール袋いっぱいの、この手の袋を冷蔵庫から出してみせた芸能人がいた。
年寄にも多いと思う・・・と書く私も、2・3日は冷蔵庫の引き出しに置いてから捨てる。
塩分は出来るだけ捨てる・・の世に中になりました。
by oss102
| 2015-08-28 14:52
| 日々のこと
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