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家の前を数人の同年齢の女性たちが通る。
どこかで集まりがあったのだろう。皆それぞれ、それなりの装いをしているが、ここは下町、オバサンお洒落の域を出ていない。
中に素敵な人がいた。長いコートに腰のあたりに落ち着く小振りのリュック姿、帽子も靴も垢抜けている。
こうしたお洒落は、手抜きしていては身に付くものではない。継続してこそのものである。
私は車の免許をとってからお洒落をしなくなった。車の初心者にはパンプスは運転しづらい。
テニスシューズで何処へも出かける。
犬の散歩がなくなって、両手の開放感を味わってから、ハンドバックも持たなくなった。
くたびれた平たい財布をポケットに押し込み、何処へでも行く。なまじ持つと忘れてくる。
でも高齢の素敵な女性を見ると、どこかで置いてきてしまった私を惜しむ気持ちになる。
この文章は、2006年5月11日に載せたものです。 コメントであきのさんに褒められたので再び載せます。
今日は出掛けていて遅くなって、殆ど書き上げたとたんに、消えてしましました。( ;∀;)
もう続ける気力もなく、アーカイブ編に逃げました。 ちょっとクリックしただけなのに消えた。
口惜しい・・・よく10年くらい前の文章を読み返すことがあります。
やはり自分の文章は、自分が一番の愛読者だと思います。^^
by oss102
| 2018-05-17 17:37
| 日々のこと
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Comments(4)
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