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先週の木曜日は杜のひろばの語りの日でした。終わってランチを誘われましたが、もう髪が限界で「千円カット」に行くので・・とみんなと別れました。ランチの場所が逆方向なので、戻るのが面倒だったからです。
千円カットは徒歩5分、駅前のN屋の地下。行くと客は私一人で男性が料金を払う機械の前でにこやかに、お金を入れて確認をおして・・と。私は常連ですから一人で出来るのですが、ハイハイと大人しく指示に従います。 財布の中味も丸見え・80円はがま口のついたミニ財布から、100円をさぐり、2度も500円玉をつかんでから100円を入れ、20円のお釣りを戻しました。
細い通路の端に、「カートはそこに置いてください。」と言われ、少し離れたところに置きました。
愛想のいい男性は饒舌で「奥さんの顔を覚えていますよ。」とか1センチカットして・・というと、櫛を見せて、「この櫛で長さが測れるんですよ・・」と見せました。
15分ほどで終わって、そのままカートを持って地下の食料品売り場で30分ほど、レジに行って財布がないことに気がつきました。焦ってみんな引っ繰り返しても札入れも小銭入れもありません。
ガーガーとドライヤーを掛けられているときにヤラレタか? 私は後ろ向きに座ってましたから・・・引き返して「財布がない・・」といってみたところで、「そこに自分でしまわれてましたよね。」と。 あんたがやったでしょ!という勇気も、証拠もありません。
財布から千円札を引きだすのに万札が丸見えでした。このボケバアサンはいいカモと思ったのか。
しょんぼりと引き返し、バス券もなく1文無しの私は、てくてく歩いて帰ったのでした。
「あぁ、ランチに行けばよかった。」その日は急に暖かくなったので、いつものコートは着ないで、ブラウスだったのです。コートだったらポケットに財布を入れていたのに、その日は、カートの後ろ上部のファスナー付きのポケットに入れていました。
ションボリして休日で家にいるネネに報告。ネネはテキパキとカード類の停止を電話してました。
なにせカードだけで7枚です。でも他人がお金を引き出せるカードはないので、まぁ、溜まったポイントとか、買い物されるとか・・現金は3万5千円くらいで、小銭のがま口には、1200円くらいかな・・・
落とし物係りの警察へもかくかくしかじか・・と届け。応対のやさしい男性警官は、「そのような事情でしたら、最近もイロイロありますから、交番に届けたほうがいいですよ。」と言ってくれました。
ネネは一緒に行こう・・と言ってくれましたが、家宅捜査したって、もう隠しているだろうし、目撃したわけもなく、嫌な思いをするばかり・・と諦めました。
翌日の金曜日、警察から封書がきて、小銭入れが届けられた。健康保険証を持って土日祭日を除く日に来るように・・と。 まぁ、あのがま口だけ???
長くなりますので、明日に続きます。
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