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昨日の新聞に昭和の文芸映画・・と称してDVDの広告が載った。その12巻の中で、私が見ていない映画は笛吹川だけだった。戦乱の中で生きる庶民たちの宿命・・とあった。
そういうのは苦手だったな・・懐かしいねぇ・・裕次郎・山本富士子・坂本九・森雅之・三島由紀夫・鶴田浩二・・まだ、活躍してるのは吉永小百合だけ。
陽のあたる坂道なんか、ネネを産んで1ヶ月くらいで、夫の出張中に盲腸になって入院。ネネは姉に預けた。1週間で退院して、翌日友人と観に行った。ネネのいない間にと思ってね。
昼間だろうと、そのころの映画は満席。さすがちょっとフラっとしたけど・・翌日にはネネも帰り、会社から帰宅した夫には内緒。
結婚前では、会社から真っすぐ映画館へ・・夜はほとんど立ち見。ピンヒール履いて・・せっかくよく見える場所に立ったら、モゾモゾお尻触られて、睨み返す元気はなく仕方なく移動。
昨日の語りの後のランチで、「あのころは触りたいお尻も持ってたのよ・・」と思い出話。
あの頃、もう少し身近に文芸本があったら、こんなに映画は見なかったと思う。
以前の人生相談を思い出した。今お金がないのに無理して大学にいかなくても、お金が出来てから行ってもいいのじゃないか・・回答者は私の大好きな出久根達郎・・いつでも勉強は出来ると世間はいうけど、学問が頭にスムースに入るのは若い時だけ。 お金が出来る頃は、かなり効率が悪くなっています。
無理してでも行けるのなら、今進学なさい。
ネネとその通り・・と感心したことを思い出します。だってこんな年になっても顔も名前もおおよそのストーリーも思い出せるんですもの。
by oss102
| 2019-01-25 16:00
| 思い出
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