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いつも空想ばかりして、働くのが嫌いな少女だった。
だが末っ子で比較的労働の少なかったと思われる私でも、色々手伝いをさせられた。 親の割った薪運び、家の周囲にぐるりと積み重ねる。まだ充分に乾燥していないので、結構重い。 玄関と廊下の雑巾がけ、苺畑のランナー取りと草取り、南瓜の花粉付け。 部屋の隅っこで本を読んでいたい少女に、まとまった時間はなかった。 それと海辺の商店街までのお使い。かなりの急坂である。冬、すり減った靴での上り下りは大変だった。 大晦日などは、親たちが酢だのローソクだのと思いついては一々使いをさせられる。まとめてくれれば一回で済むのにと恨めしく思ったものだ。 山の方の集落にいる親戚への使いも頼まれた。山道を1時間以上かけて登って行く。 細い道に牛が寝そべっていて通れない。牛はジーッとこっちを見ている。 藪をかき分けかき分け遠回りして、やっと通る。 その山道の一人ぼっちの時間は私の空想の時間。 魔法がとけて、私は光り輝く本来のお姫様になったり、ワンパクたちを1撃のもとに倒す強い家来がついたりした。 今ならどんな変質者がと、親はこんなところを歩かせられない。
by oss102
| 2006-08-10 15:38
| 日々のこと
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Comments(10)
今は薪を割らなくてもガスや灯油があるし、洗濯は洗濯機がやってくれる。昔の生活は子供の手伝いが必要だったのですね。だからいろんな事をおぼえていけた。ものを大切にしようと思う気持ちも沸いてきた。そんな中で本を読んで違う世界があることを知り、憧れと一緒に空想もしてみる、Ossさんとは一回りほど違うけどまだまだ充分おなじ時代を生きてきていると思います。
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あきの
at 2006-08-10 18:51
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今日もおもしろい。牛の話なんか童話になりそう。
パソコンで「童話の書き方」と検索してすこしやってみれば、作品を書く気になりますよ。きっと。
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mikihana922 at 2006-08-10 21:49
oss102さんの子供の頃の様子が活き活きと伝わってきます。
母も時々、昔のことを話すことがあります。 伝言を頼まれて山で仕事をしている人の所へ 1時間も走っていったことなど・・・。 oss102さんと姿が重なりました。
やったね~ 川で洗濯・・かぼちゃの花付け、豆の草取り、 小学校まで4㌔歩く・・のに 学校の前後は 畑でしたね。。本読む暇があったら、、畑へ出れ! と怒鳴られた・・・・ほら!畑は馬で、プラオを使い・・ハローかけの時は 重石代わりに 子供の私が乗った・・・けど、 泥だらけに・・・・ネ! 牛もヤギもいたので 怖くはなかったが・・蛇が嫌いで・・・
ホント 同年代でしょうね。。
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hanairomimi201 at 2006-08-11 16:11
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oss102 at 2006-08-11 18:22
chiyomiさんまでは、母親と共通世代だからなんとか分ってもらえます。
電気を一々消す世代。今でも無用の電気がついていると気になって消して歩きます。娘は電器やにいたこともあって無頓着。ついうるさくなるのですよ。
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oss102 at 2006-08-11 18:25
あきのさん、私は童話も小説も無理と思います。発想の転換のゲームがあるでしょ。全然ダメ。空想少女だったくせに、他力本願の空想ばかりでした。
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oss102 at 2006-08-11 18:27
mikihanaさん、車も電話もないので、山道でもなんでも行って口伝えか郵便でしたね。後は電報。電報なんて危篤のときしか使うものだと思いませんでした。
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oss102 at 2006-08-11 18:29
ふくママさんの家は農家だったのですか。小学校まで4キロとは負けました。今日のブログ内容と重複しますが、これはふくママさんに体力も負けます。
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oss102 at 2006-08-11 18:35
hanairomimiさん、究極の厳しい体験は口にするのも嫌、と記憶にフタをするそうですが、私ごときの程度では懐かしいことばかりです。
これが今の世の中に私だけが体験するのであれば自殺ものですが、程度の差はあれ、みんな同じようなものでしたから我慢ができました。 8月7日にコメントいただいていたのに、お返事しなくてすみません。 昨日気がつく有様で、待ちうけお詫びコメントを入れようとしていたところでした。今日もコメント入れていただいて嬉しかったです。
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