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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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祖父と祖母のこと・・吾等の一生より 泣くのが楽しみ
長くなりますが、今日は原文のままで

またまた苦しい生活が始まりました。しかしお国のため家のためと一生懸命に働きました。
それで体に無理をしたのと心配をしたので、また病気になりました。
旭川の病院の診察では、脳神経衰弱といふことでありました。

働きすぎたことでもありましょう。何にせよ一人で何から何まで働くのですし、夫はいつ帰るというあてはなし、それに弱い体で心配のし通し、このときばかりは情けなく心細くなりました。

そして只、人のいない所へ行っては泣いてばかりおりました。そうしているうちに私は、気がふらふらして夜でも雪の中を裸足で歩いたり、何でも人のいない所に行って泣きたいのが、何よりの楽しみのように思うようになりました。

両親の心配は大変でしたそうです。

或る日、私を父が呼ばれたので参りますと、父が静かに申されますには、「お前は女として男に勝る働き者と、わしら二人はお前を力に誠一郎が留守でも、何にも心配せずにいるものを、この頃のお前の青褪めた顔を見ると、わしは心細くてならんのだ。
お前が今床に付くような事があったら、どうしよう。
お前があれほど可愛がって育てた3人の子供も、私等二人も皆死んでしまわねばならんのだ。

子供や私等がふびんと思って何とか気をしずめておくれ。それでお前も辛かろうが苦しかろうがお国のため、家のためじゃ。

お前も武士の娘に生まれて来たからにゃ、何卒わしの言う事聞き分けてくれと68歳になられる父上が、私に手を合わせて頼まれました。

そのときに私は夢から醒めたように気がつきまして、鳴呼、私が悪かった。私の心に私が負けてはならぬと思い直して父上に「私はこれからどんなことがありましても打ち勝って行きますから御心配くださいますな」と申しますと父上は「何卒心を大きく持ってくれ」と涙を流して喜んでくださいました。

それから一日一日と心も落ち着いて身体もだんだんよくなり面白く働く事が出来るようになりました。

                                  つづく

by oss102 | 2006-08-25 21:14 | 日々のこと | Comments(6)
Commented by あきの at 2006-08-25 21:43 x
今夜のを読ませてもらい、やっぱり女は何を大切に生きるかを知りました。
自分を分かってくれる、理解してくれる人がいれば、どんな苦労もいとわないで生きる事ができる。でも無視されたら、生きてはいかれない。
まったくこの通りと思いました。
Commented by chiyomi at 2006-08-26 00:55 x
私はOssさんのおばあさんだけなんでこんなに働かなければ成らないんだろうと思っていました。お義父さんはもう68歳になっておられてのですね。昔の68歳はとっても高齢だったのでしょうね。あきのさんのコメントが身にしみます。自分の存在を認めてもらえていることを知ることで人間は頑張れます。
Commented by こじま at 2006-08-26 09:54 x
父上のお言葉が、コマツの心を甦らせましたね。偉大なおやこです。この親にして、この娘ありです。。
Commented by oss102 at 2006-08-26 15:51
あきのさん、あらためてここを読んで涙が出ました。数えの25歳くらいでこんなに苦労をするのです。支えてくれる夫がいないと、見通しがないと頑張る糸がプツンと切れるのですね。
Commented by oss102 at 2006-08-26 15:54
chiyomiさん、お義父さんもそれなりに働いていたのでしょうが、現金になるような収入はなかったと思います。お義母さんは孫の守りで大変だったでしょう。
Commented by oss102 at 2006-08-26 15:57
こじまさん、舅にあたる父ですが、よく仕えています。年寄り、目上、みな大事にと叩き込まれました。
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