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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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ねこの思い出  3匹目の出会い
ねこの思い出  3匹目の出会い_e0001808_1123519.jpg
 夫の東京転勤で、社宅は浦和市のはずれに住んだ。
借り上げ社宅で、玄関を真ん中に、居間と子供部屋が別れていた。

子供は中1・小4・幼稚園。 夫は毎日帰りが遅く、子供達もそれぞれすぐ学校に馴染んでいった。 近所との付き合いもなく、私は淋しくてならなかった。

道路をへだてた家に仔猫が生まれた。もらって下さいの張り紙がある。

夫は大のネコ嫌い。 その辺をふてぶてしい顔で通り過ぎる、薄汚いボス猫しか知らないで
育った。
人にまず第一に言われる特徴は、貴重面・きれい好きということであった。

夫に叱られることは怖かったが、仔猫の誘惑に負けて茶トラのオスをもらってきた。

子供部屋でこっそり飼おう。

子供達は大喜びした。 私と寝る、ボクの番だと取りっこした。

パパに見つからないように・・・私の心はピリピリとおびえていた。

いくら左右に離れていても狭い家である。 間もなくの日曜日に見つかった。

コッチの居間にこさせないようにするから飼わせて。  私と子供たちは必死で頼み込んだ。

夫は暫く怖い顔をしていたが、不承不承、ネコをさわった手は必ず洗うことという条件で許可を出した。

子供達は喜んで、手を洗ったか!の声にハイッと一々手を洗っていた。
リリと名付けた仔猫は可愛い。 夫の怖い顔をものともせず、走り回り、じゃれてモンドリうつ。

或るとき、子供が遊びに出て、私が買い物から帰って見ると、気付いていない夫が仔猫にひもを動かして遊ばせていた。

ヤッパリネ!! こんな可愛いものと知らなかっただけさ。
私は見ないふりをして、わざと大きく音を立てて帰宅を知らせた。

子供部屋で飼う約束が、家中走りまわるようになった。 夫もうるさく言わなくなった。

リリは利口だった。
出かけるときはブロック塀の端まで見送り、帰るとすぐ迎えに出て、玄関の鍵をかけたり、荷物の整理をしてたりの私が居間に入るまでリリも入らなかった。 必ずそうした。

夏になり、のみがつき出した。 北海道では犬にも猫にものみはつかない。
なにか処理の方法はあったのかも知れないが、私は無知で、寝ているリリの白いお腹をまさぐりノミを追いかけた。

或る日、リリは忽然と姿を消した。
どこかのメスを追いかけて帰れなくなったものか、交通事故か、三味線の皮か・・・・
とうとう帰らなかった。

寝ているのにノミをしつこく探して、リリは嫌になったのか。 ごめんね、リリ。
暫くは心で謝っていた。  夏も過ぎて淋しい秋の風が居間を通りすぎた。

by oss102 | 2007-02-09 12:12 | いとしのネコたち | Comments(12)
Commented by あきの at 2007-02-09 17:35 x
文句なく、明日が待たれます。
読ませますねえ~。
Commented by mitsuko_beauty at 2007-02-09 18:06
家の旦那さんも最初は反対してた一人です 俺も動物は嫌いではないけれど最後まで責任持って育てられないようなら最初から飼うなって事をしきりにいってました 家に連れてくれば捨ててこいとは言わない人でした
今は親ばかでネコ声になり み~たん み~たんって言ってますよ~
子供のころ犬も飼っていたけどいつの間にか居なくなってた、記憶にないです 親が捨てに行ったのでしょう ノミダニ ジメジメした本州には、いるんですね
Commented by tmshanagn304 at 2007-02-09 18:06
子猫物語り、続編は明日発売!ですよね。
Commented by 清子 at 2007-02-09 20:55 x
北海道は蚤がいないんですね。犬の蚤は人間に付きませんが猫の蚤はすごく痒くなって今のように良い薬が出る前は閉口しました。(ーー;)
Commented by sakura at 2007-02-10 01:24 x
心に染み入るお話。PCの前で涙してしましました。
りりちゃんはりりちゃんなりに、気にいってもらおうと必死だったのですね。
このあとの出会いが楽しみです。
Commented by こじま at 2007-02-10 10:06 x
猫嫌いなパパも、とうとうネコ好きになりましたか?私もネコ嫌いでした。理由は、柱や戸を傷つけるからです。仔猫の時から飼うと、とても可愛く躾ををすると、ちゃんと利いてくれます。ネコにつくノミって知りませんが、むかし人に附いたノミですか?
Commented by oss102 at 2007-02-10 15:42
あきのさん
またシリーズものになりました。ペコリ
ほとんど忘れています。断片的に思い出します。それにつながってまた思い出すのです。外ネコとの交流もありました。
でも若くて忙しかったので、今のネコたちとの濃厚な付き合いではありませんでした。やはりペットは落ち着いた年になってからのほうが、お互いにいいようです。子供の情操教育にはなったと思います。3人とも動物大好き人間に育ちました。
Commented by oss102 at 2007-02-10 15:47
mitsukoさん
短い命とはいえ、10数年から20年も命に責任を持つと言う事は大変なことです。だから反対したのでしょう。私も転勤して歩いたのでこのあと困ったことがありました。 旦那さんも可愛がってくれてよかったですね。
Commented by oss102 at 2007-02-10 15:49
304さん
一編読みきりです。(笑)
少し休んでと思いましたが、背中を押されて一気に続けることにしました。
長くなりますが、我慢して読んでくださいね。
Commented by oss102 at 2007-02-10 15:54
清子さん
今はいい薬があるのですね。昔からペット用のカリカリとかありましたか?そんなこと考えもしないで、お魚の骨とか、安い干物やってたとおもいますよ。ネコをお風呂に入れるとか避妊させるとか、昔は思いつきもしませんでした。この後、ようやく避妊はポピュラーになりました。
Commented by oss102 at 2007-02-10 15:58
sakuraさん
ねこも性格がそれぞれ違います。気の強いの、弱いの、好奇心のかたまりと頭のいいのとボケーっとしているのと、色々です。
それぞれに可愛いのですが、心の交流ができると嬉しくなります。
Commented by oss102 at 2007-02-10 16:01
こじまさん
上越でもノミはつきませんか。細かいノミがつくのです。人間につくのより小さいです。白い毛を掻き分けるとすごい速さで逃げるのです。それでつかまえようとして肌まで強くつかんでしまいます。
可愛そうなことをしました。反省!
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