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仔猫時代 今でもず~っと仲良し
by oss102
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嬉しかったプレゼント
嬉しかったプレゼント_e0001808_1543869.jpg 樺太から引き揚げてきてからのタケノコ生活。
高校は無理かと諦めていたのが、父が土地を売って行ける事になった。

汽車通学であった。 家から駅までは12・3分。 伊達紋別の駅から高校までは3キロの道のりであった。
学校は楽しかったが、傘も雨靴もなかった。
雨降りが恐怖だった。
ざんざん降りのときは、母の傘を借りていった。

ようやく高校へ行かせてもらったのだ。 買ってほしいとおねだりは出来なかった。

5月になって、父が札幌へ行った帰り、私にお土産を買ってきてくれた。

ピンクのレインコートと傘、どちらもビニール製。 今なら100均で売っている品だ。
コートと傘は開くとビニールの匂いがプンプンした。

嬉しくて嬉しくてたまらない。

早く雨が降らないかと待ち望んだが、北海道の5月は雨が降らない。
散々待ってから、シブシブという雨がちょっとだけ降った。
早速レインコートを着て傘をさして行ったが、恥ずかしいほどの雨だった。

あんなに嬉しかったプレゼントは、今までにあったろうかと考えてみたが思いつかない。


                    ∽  ∽  ∽  ∽  ∽

フーチャンはビニール袋に入って、ぶ~らぶらされるのが大好きです。
5キロ以上ありますからちょっとしたバーベル体操になります。
こちらが疲れるまで出ようとしません。 
嬉しかったプレゼント_e0001808_15581415.jpg


こんなふうにスーパーの袋の中です。
嬉しかったプレゼント_e0001808_15583250.jpg


by oss102 | 2007-04-09 16:06 | いとしのネコたち | Comments(18)
Commented by hanairomimi201 at 2007-04-09 17:15
お父様って 娘を思う すばらしいカンと超能力の持ち主ですね・・^^・。テレビの霊能者は顔負けです。
私も忘れられない父のプレゼントはテニスのラケットでした。・・クラブに入ったものの あり合せのラケットが恥ずかしくて・でもねだれなくて・・。
ある日父は自転車の荷台に私のラケットを括りつけて帰って来ました。あの嬉しさは忘れません。
新しい傘って今でも雨が降って欲しいと思いますね。

フーちゃん興奮で爪がたってま~す。顔がなんとも面白い。
Commented by hisako-baaba at 2007-04-09 17:26
あの時代高校に行かれて幸せでしたね。お父様よほどの覚悟で娘の将来を作ろうとなさったのでしょう。あの時代中学出たら働くのが当たり前でしたから。
物が溢れる時代に、何を買ってもらっても感動が少ない今の子は不幸せ。
貧しい頃、買ってもらったり買ったり出来たものの嬉しさありがたさは、大切な記憶として残っています。その気持ちが宝になりますね。

フーちゃん面白ーい!何処までも愉快な猫ちゃんですね。羨ましい。
Commented by chobin-mama at 2007-04-09 19:38
ピンクのレインコートと傘♪
嬉しくて嬉しくてたまらない気持ちが伝わってきます(^^)
思い出してみると・・・私も、もらって嬉しかったもの、いろいろあります。値段は関係ないんですよね。母よりも、父が選んでくれる物の方が、嬉しい物だったりしましたねぇ・・・。私のきもちを、よーく見てくれていたのかな。そのうちの1つをお話しします。子どもの頃、お庭で、おままごと遊びをしていました。その頃、私の1番好きな遊びでした。すると、父が、めずらしく早く帰宅。手には、本物の調理器具が!今思うと、ケーキのクリームを塗るような物だったと思うのですが、手は切れないから危なくないし、お砂で作ったケーキも、刃が薄いから、きれいに切れます。木のまな板の上で、トントンしても、本物のような、トントンの音がして、とてもとても嬉しかった感動を、今、ふと思い出しました。親がこどもに与えるタイミング・・・って、ありますよね。
フーちゃん、おもしろ~い。楽しくていいねぇ~~~(^m^)
飼い主にとっても、いい運動になって、一石二鳥。
Commented by こじま at 2007-04-09 20:14 x
OSSさん、タケノコ生活が出来るほどの、モノがあればシアワセでした。この頃ビニール製品が流行ってきましたね。OSSさんレィンコートと傘の絵上手に描けましたね。
Commented by あきの at 2007-04-09 20:17 x
わたしにもそうした思い出があります。ゴム引きのレインコートは暑かったです。玉虫色だったのまで憶えています。戦後だったのでセーターも真綿のでした。自分で編み物をするようになったのは今で言う中一からです。登校は下駄でした。運動靴を履いていく人がうらやましかったですね。
Commented by chiyomi at 2007-04-09 22:25 x
今は一人の子供に6個のポケットがあって(オジさんやオバさんを入れるともっとになるはず)おおかたのものは買ってもらえます。
でも買っている大人の自己満足で、子供にとってはossさんのブログの世界の方が幸せな気がします。ほしいな、ほしいなって夢を見続けることが出来、かなったときはピンクの大きな字で「嬉しくて嬉しくてたまらない」と書くことが出来ます。
Commented by tmshanagn304 at 2007-04-10 09:00
ものがない時代でしたねえ。私の場合、河原で遊んでいて、脱いだ靴下を忘れてきてしまって、ひどく叱られたことを覚えています。今は欲しいものは何でもあって、十分嬉しいはずなのに、何を買ってもそれ程の喜びは感じない。おもしろいです。
Commented by mitsuko_beauty at 2007-04-10 09:52
私は母の愛情父の愛情がなく 育ったので 分からないですが 嬉しかったこと 思い出してみた 中学に入った時 友達が皆お祝いに万年筆をプレゼントされていて羨ましく思い 長女の姉が買ってくれて たまたま グリーンしかなく でも嬉しかったこと それを父がいいなぁ みっちゃん
父さんのと交換してくれと言い出した 父はピンクの万年筆だったので
私はその時嫌だったけど 交換してあげた 今思うとなんでそうしたんだろうと、、、。
Commented by fu-and-boro at 2007-04-10 14:01
今は100円ショップで買えるかもしれませんが昔は高価だったのでは?
嬉しいですよね、
いい思い出ですね、  
裕福ではありませんでしたが苦労しないで過ごしてきた今、
私にそのような思い出あるかな?と必死に思い出そうとしているのですが・・・・?
4人兄弟の長女・・・、  我慢したほうかな?
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:17
hanairomimiさん
私はザンザン降りの日に母の傘を借りましたから、私が帰るまで母は外に出られなかったのです。それで父も気がついていたのでしょう。
ラケット買ってもらったのですか。いいですね。そんなに早くからテニスをしていたのなら、今から始めても上手なはずです。
若い頃したものは体が覚えていますからね。
みみままさんは身長もあるし、スターだったのじゃないですか。^^
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:21
hisakoさん
お腹をすかせていたころの白米の御飯とか御餅とか、特別美味しいですからね。飽食していたらどんな珍味も有り難味が少ないです。
なんでも不自由していたからこその嬉しさですね。
でもあの頃には戻りたくないのですから勝手です。
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:26
chobinn-mamaさん
おままごともよくしましたね。大人のつかうパテを子供の道具に与える・・・お父様はよく観察していましたね。
木のまな板の上でトントンする可愛らしいアルチままの子供時代の姿が想像されます。 
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:30
こじまさん
ビニール製品はこのとき初めて見ましたよ。それまではゴムびきだとか
渋紙だとか、田舎でしたからね。
ア、それに年上だからね。^^
フォトショップで描きました。よれよれレンコートですね。(^^ゝ
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:34
あきのさん
そうでした。雨コートは玉虫色でしたね。姉達はそういうのを着ていました。
真綿のセーターも着ましたよ。学芸会に間に合わせようと母が編んでくれたのです。赤と白のからんだセーターでした。
すぐに首や袖口がのびて格好悪かったです。
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:38
chiyomiさん
6ヶのポケットはそれぞれ大きいポケットですね。沢山のものが欲しがらないうちに手に入ると感動がなくなります。
でもね、では昔に戻りたいかと問われれば、やっぱりイヤですね。(^_-)
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:45
304さん
なんでも貴重品で大切でした。今はいつでも手に入ると思えばものが欲しくありませんね。 今の若者達は生まれてからず~っとものに囲まれていますから、普通のものじゃ飽き足りなくて、わざわざあちこち破ったジーンズなどを有難がって高いお金を出して買うのでしょう。
昔私たちが捨ててきたセーターやズボンが流行っていますね。
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:52
mitsukoさん
新しい緑の万年筆の方がよかったのですね。
でも言えなかったmitsukoさんは優しい子だったのです。お姉さんもやさしかったですね。 辛いことや悲しいことを経験すると、人の辛さも想像できます。 昔はきょうだいも多くて喧嘩したり助け合ったりでした。
Commented by oss102 at 2007-04-10 14:56
fu-and-boroさん
大分世の中が落ち着いてから生まれれば、みじめな思いも我慢した思いも無いかもしれませんね。
こんな経験は子供にはさせたくないと親は必死で育てましたが、こんなに物があふれてくると、また別の難しさが出てきましたね。
なにもかにもいいということはありません。
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