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娘は硝子屋に勤めている。
検品はかなり厳しくて、すかしてみて、少しでも泡の入ったものなどは、すぐアウトレット行きになるという。 私はリサイクル屋を10年ほどしたことがある。 その仲間では、昔の硝子製品が有難がられた。 現代のものと較べると、透明度・ゆがみ・泡沫が違うらしい。 大きな皿を卓に置き、ガタガタするものを、手作りだと有難がっていた。 要するに、下手くそが作ったものが良い、ということだ。 ガラスが曇って、ゆがんで、泡がある。 本当の骨董屋でない素人軍団だ。 あまりレベルの高いものは、鑑定できないのだと、可笑しく思った。 埋蔵文化財発掘のアルバイトをしたことがある。 遺構を掘っていると、立派な黒曜石のヤジリが出る。その傍では小さな曲がった下手クソな ヤジリが出る。 お父さんの横で、子供が見よう見まねで作ったのだなぁ・・と、いにしえ人の暮らしを思う。 ヤジリは現代では作らないから、上手に出来ていても贋物とは思わない。 小樽の古い民家には、まだまだ手漉きのガラスがはめられた窓が残っている。 尤も手漉きのガラスは、現代でも作られているのだが、なにも廃屋に近い窓に、ワザワザ手作りのガラスをはめるわけもないから、これは昔のものだ。 散歩しながら、そのベコベコした光の屈折を楽しんでいる。 新しく作ったものを、古い時代に作ったように見せる、工作所があるという。 虫喰いの痕・変色・朽ちた部分、すごい技術だと仲間から聞いたことがある。 民間のリサイクル仲間に出回るものも山ほどあるが、博物館などでも、沢山の贋作があるという。 レベルの高いものから、低いものまで、有難がられてお金がからむ以上、古今東西贋物作りはなくならない。
by oss102
| 2007-11-25 16:14
| 日々のこと
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Comments(12)
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hanairomimi201 at 2007-11-25 20:22
日曜日の午後テレビでやっている番組を時々見ますが親から子へ受け継いだ物を先生方に見てもらって贋作だと判定が下ると、見ている側は笑いますが持っている人にとってはお気の毒な話ですね。
先日行った平城宮跡にはすごい遺物がまだまだ手付かずで眠っているそうです。 そんな素晴らしいアルバイトをなさっていた頃のブログも拝見しましたね。
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小樽では硝子屋さんを片っ端から覗いてまわり、アウトレットでグラスを一つ購入しました(^^;)。ずっと陶器に興味があったのですが、数年前から古い硝子に興味が湧いています。昨年まで借りていた古民家には一部古い硝子がはまっていて、外を眺めるのが楽しみでした。私が求める物は安物ですが、古い物にはなにかしらわくわくするところがありますね。
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あきの
at 2007-11-25 21:33
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わたしは泡の入ったのは、手作り骨董品で高いかと思っていました。ちがうんですね。
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sakura
at 2007-11-26 02:56
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埋蔵文化財発掘というアルバイトがあったのですね。
そこで6年も働いたんですね。最終まで働いたのですか? それともまだやっているのかしら? ある時期、時が経つと全てが骨董になりますよね。 だから、何を集めるか決めなきゃ大変ですよね。 わたしは古伊万里の雑器を集めました。趣味で。 今じゃたまに出してつかっているだけです。 (箱付きじゃないから価値は低いですが・・) 小樽のガラス産業も大きくなりましたよね。 町おこしにひと役かったのでしょうね。
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mitsuko_beauty at 2007-11-26 07:35
泡の入った物 好きです 綺麗に透き通ったものより 買うかもしれないです 色の濁ったものも好きです へたくその作品のほうが味があっていいのかもしれませんね 最近ひねったお皿やカップなど見かけるけど それはそれでいいのかなって思ってます ただ 重ねるには邪魔ですね
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清子
at 2007-11-26 10:51
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日曜日のテレビで手作りガラスを作っていましたが歪んでも少し厚くっても趣がありました。商品となるとやはり厳しいですね。
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oss102 at 2007-11-26 17:17
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oss102 at 2007-11-26 17:21
さなえさん
古民家を借りていたのですか。それは凝っていましたね。 そうなると面白みも違うでしょう。好きなものがあると、見る世界も 違ってきます。 今さなえさんのブログをさかのぼって読ませていただいています。 凄い論客ぶりに感心しています。
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oss102 at 2007-11-26 17:23
あきのさん
私は勉強しませんでしたが、色で、大正の物か明治のものか分るのだそうです。現代の泡は格下げになるようです。
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oss102 at 2007-11-26 17:27
sakuraさん
大きな建物が出来ると決まったとき、そこを掘って遺跡が出てくると作業を中止して、調べるのです。 だから近くに発掘作業がなくなると、バイトも無くなるのです。 小樽も一時期ガラスで儲けたようですが、もう下火です。
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oss102 at 2007-11-26 17:30
mitsukoさん
本当にピタッと重ならないとかさばりますね。 もう今は万年同じお皿で、同じ丼で・・という暮らしです。 新しいものがどっさりあると、古いものが魅力的に見えてきます。 若者が古いジーンズを破いてはくのと似ているかも知れません。
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oss102 at 2007-11-26 17:33
清子さん
一級品を置く店とアウトレットの店では、泡一つの違いなのでしょうか。考えちゃいますね。私は泡が10ヶでも平気です。^^;
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